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2025年8月9日(日本時間10日)米国ラスベガスのUFC APEXで開催される『UFC Fight Night: Dolidze vs. Hernandez』にて、バンタム級の風間敏臣(和術慧舟會HEARTS)が、エライジャ・スミス(米国)と対戦することが分かった。風間のマネジメント「On The Road Management」が公表した。8月のUFCで、2日の平良達郎、9日の風間敏臣、16日の朝倉海と日本人3選手の試合が連続で行われることになる。
風間敏臣選手の次戦は8月9日ベガスです👊
— Shu Hirata | シュウヒラタ (@ShuHirata) June 17, 2025
Next fight of @toshiOMI_0515 will be in Vegas!#UFC pic.twitter.com/u6F3vJSivd
▼バンタム級 5分3R
風間敏臣(日本/和術慧舟會HEARTS)11勝4敗(UFC1勝2敗)
エライジャ・スミス(米国)8勝1敗(UFC1勝0敗)
風間は、2021年の『ROAD TO UFC』で中村倫也と決勝を争い、準優勝でUFCと契約。23年8月のUFCデビュー戦は、ギャレット・アームフィールドに1R TKO負けも、24年8月のハラランボス・グリゴリオウに2R、逆転の三角絞めでオクタゴン初勝利を掴んでいる。28歳。
レスリングベースのスミスはMMA8勝1敗。2024年9月の『Contender Series 2024: Week 6』で欠場選手の代役として緊急出場。豪州XFC王者で当時無敗のアーロン・タウ(※RTU205でリオ・ティルトに1R KO勝ち)にアナコンダチョークを仕掛け、オーソからの右を当てるなどタフな試合を制して判定勝ち。
25年2月の前戦では、RIZINで元谷友貴に判定勝ちしているヴィンス・モラレスと対戦し、モラレスのダースやペルヴィアン・ネクタイ、終了間際のRNCを凌ぎ、ジャブ&ロー、右アッパーを効かせて判定勝ち。2012年の『TUF17』に出場した父・ギルバート・スミスが果たせなかったUFC初勝利を挙げている。MMA8勝のうち4KO・1一本勝ちをマークする22歳。
What a comeback ‼️@ToshiOMI_0515 pulls off the triangle after facing adversity in RD 2!#UFCVegas95 is LIVE on @ESPN & @ESPNPlus pic.twitter.com/AjmLmu5iMH
— UFC (@ufc) August 10, 2024
風間は、前戦後半でスタンドで頭の位置が同じところを狙われ、3Rに左フックでダウン。ガードでヒジを被弾しながらも下からの三角絞めでタップを奪ったが、スミスは身長・リーチともに風間より5cm長く、その打撃の回転力は『Fury FC 92』でのジョシュ・ウォルカー戦でも証明済み。さらにグラップラーのモラレスの首狙いを防ぐなど、これまで一本負けはない。
同時にレスリングベースの強いダブルレッグの組みのプレッシャーを軸にすることで、その際でモラレスに切り返され、リアネイキドチョークを狙われるなど、寝技で危うさも残る。風間は前回は立ち技の間合いを作らず戦ったが、今回はスタンドで被弾せずに、組むことができるか。






