RIZINで高阪剛、藤田和幸と日本人ヘビー級レジェンドを撃破しているバルト
2025年7月13日(日)大阪・おおきにアリーナ舞洲『BreakingDown 16』のオーディション動画が、6月8日から1日おきに朝倉未来YouTubeチャンネルにて公開されている。
6月16日(月)に公開されたvol.5には、なんとバルト(エストニア)が登場。

バルトは幼い頃より柔道を経験し、国内の大会で優勝経験を持つ。12歳で相撲に出会うと世界ジュニア相撲選手権大会にも出場。史上初のエストニア出身力士として2004年5月場所で初土俵を踏み、僅か8場所で十両へと昇進する異例のスピード出世を果たし、2010年には大関昇進(四股名は把瑠都凱斗)。
入幕当初より綱取りがささやかれるほどの才能を持っていたが、怪我に泣かされ2013年に引退を表明。引退後は角界を去り母国に戻って実業家として活躍していたが、2015年にMMA転向。同年大晦日でピーター・アーツを相手にデビュー戦を行い、判定勝ち。その後、藤田和之、高阪剛と日本人ヘビー級レジェンドに連勝したが、2016年大晦日にミルコ・クロコップにKO負けを喫した。
これが最後の試合となり、その後は母国で政界入りも果たしていた。

バルトは「BreakingDown見ててあまり体が大きい人いなさすぎて、なんかヴィ―ガンみたいな選手の集まりだから私みたいな人間も出たらいいなと思って」と、BreakingDown出場を表明。
「バルトの部屋」と題して、挑戦者候補と面接。最初のレオは持ち上げて一蹴し「もうちょっと大きくなってね」とのメッセージ。2人目にはプロボクサーでWBF世界ヘビー級王者の高橋丈哉が登場し、「俺もうほんまこうこういう人とやりたかって」と対戦に乗り気。「最高や。ええやん、バルトとやったる」と対戦相手に名乗りをあげ、バルトは「ちょっと考えます」と答えを保留した。
3人目には、平本蓮がドーピングをしていたとして渦中の人となったMMAファイターの赤沢幸典が登場。バルトとにこやかに談笑し「お相撲さんとやるんだったら寝技とかじゃなくて、キックボクシングルールで1分間でやった方が1番面白いんだろうなっていう。僕もそういう挑戦してみたいなってのもあるし」とバルトとの対戦を熱望。バルトは赤沢も保留とした。
4人目には10人ニキが登場し、バルトに相撲勝負を挑んだが、あっさりと持ち上げられて枠の外に出されて瞬殺。「一緒に鍋食べましょう。頑張ってください」とバルトを激励して去っていった。

(C)BreakingDown
後日の映像では「赤沢、後から聞いたらなんかアイツなんかトーピングで体デカくしてるから。ナメてるのか? オーディションの時にそれ知ってたらその場で捻り潰してた。だからそれなんで先に教えてないの。私もうナチュラルポテトボディだから。格闘技を舐めるな。もうトーピング続けたらいいんちゃう」と、自分が赤沢に制裁を加えるとして対戦が決定した。



