修斗世界フェザー級王者として看板を背負ってRIZINのリングに上がるSASUKE
2025年6月14日(土)北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ『RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO』に出場する選手の個別インタビューが、12日(木)札幌市内にて行われた。
RIZINフェザー級(66.0kg)5分3Rで、ビクター・コレスニック(ロシア/Tiger Muay Thai/Kuznya)と対戦するSASUKE(MASTER JAPAN TOKYO)が出席。試合前の意気込みを語った。
修斗をしっかり背負って戦う、勝って恩返し
「お腹が空いています」
――RIZIN初参戦に緊張は?
「僕は減量で苦労する方なので、いつもこの段階になると早く減量を終わらせたいって感じで。いつも通りですね」
――対戦するコレスニック選手の印象は?
「これは周知の事実だと思いますが、強い選手。あと格闘IQは高いと思います。試合の運び方とかポイントアウトするところとか上手にやっているなと思います」
――RIZINを今までどう見ていた?
「自分が入ることは想像していなかったので、一歩柵の外から眺めていたような感じで。憧れみたいなのは正直なかったんですけれど、いざ入ってみてRIZINファイターになったんだなってちょっと感慨深い感じですね」
――どんなところをRIZINファンに見てもらいたい?
「僕のスタイルはオールラウンドなので打撃も組みもやるので、どんな展開でも勝負できるし展開の入れ替わりも早いので、コレスニック選手も同じなので質の高いMMAが見せられるのではないかと。僕とコレスニック選手のMMAを見てくれればそのレベルが伝わると思います。マックス15分間を気を抜かずに見てもらいたいと思います」
――どんな試合展開をイメージしている?
「向こうの陣営は打撃で削ってくると思うけれど、そこもしっかり対処してダメージを与える展開。打撃でもポイントを取りますし、裏をかいて組んできたとしても対処できるし、自分が組みに行くかもしれない。始まった時の流れで展開は変わってくると思うけれど、膠着して見合うことはあまりしたくないですね」
――RIZINに参戦を決めたポイントは?
「シンプルにコレスニック選手が強い選手だったからというのが一番大きいところ。個人的な話になりますが、周りにいる人が北海道出身の人が多くて、ちょっと運命的なものじゃないけれど、決まった時は周りの人が喜んでくれました。いいタイミングだと思いました」
「かもしれないです」
――瀧澤謙太選手と同級生ということだが、RIZINの話は聞いている?
「何もしてないですね。ただ、北海道に来る? って聞いたら『来ない』ってLINEが返ってきました(笑)。それだけです」
――RIZINファンに修斗の強さを見せたいとの気持ちは?
「もちろんそうですね。僕は修斗に育ててもらってベルトを持っていて顔の一つなので、そこを潰すことは出来ないですし、そこはしっかり背負って戦います」
――元修斗王者の西川大和選手、安藤達也も初参戦。修斗王者同士で連絡はした?
「特にそういうのはないですが、気持ち的には修斗のベルトを持っていた2人なので、修斗の王者として頑張ろうよって、2人に対して一緒に頑張ろうぜって気持ちはあります」
――3人が勝って修斗の力を見せられたらいいと思う?
「それが結果として一番修斗に恩返しになると思うので。みんな勝てたらいいですよね。それで修斗が強いということに結果的につながればいいと思います」

――タイガームエタイで練習していて、ノジモフとは接点があったようだがコレスニックと交わりは?
「僕が行った時はいなかったですね」
――ノジモフから何か聞いたとかは?
「その時はRIZINに出るとかコレスニックとやるとかは全くなかったので」
――テイクダウンがカギ。懐の深いコレスニックといかに組むか。今回はリングではなくケージであることは戦いやすいか?
「正直、リングでもケージでもあまり自分は大差ないと思っていて。どっちが得意で苦手はないですけれど、最近の試合はケージでやっていたのでいつも通りやれるのかなと気持ち的にはラクですね」
――強い選手と戦うためにRIZINに参戦したということで、フェザー級にはタレントが揃っている。この試合後もRIZINで戦うことは考えている?
「もちろんそれは考えています」





