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K-1を主催する株式会社M-1スポーツメディアは9日、南米有数の格闘技プロモーション「WGPキックボクシング」との共催により、2025年にブラジル国内で2大会(6月28日&10月4日)を開催することを発表した。
また、7月26日には米国テキサス州フォートワースにて「K-1 CHALLENGE:フォートワース」の開催も決定している
ブラジルからアリエル・マチャドに続け
K-1は2024年、18年ぶりにブラジルで世界大会を開催し、ブラジリア大会は現地自治体の全面的な支援を受け盛況を博した。大会優勝者のアリエル・マチャドは、その後東京で開催されたK-1 WORLD GP本戦で世界王者に輝いている。
今回の共催大会により、両団体は「南米各国の実力派選手の発掘と国際交流の促進」「WORLD MAX/WORLD GPシリーズの魅力を現地ファンに直接届ける」「地域レベルでのキックボクシング競技振興」を実現させていく。
ブラジル大会について、宮田充K-1プロデューサーは、「WGPキックボクシングとのパートナーシップを通じ、キックボクシング本来の熱狂を南米に再び呼び戻します。明快なKOこそがK-1の魅力。南米の才能あふれる選手たちが、世界の舞台で躍動する姿を大いに期待しています」とコメント。
WGPキックボクシング代表のパウロ・ゾレロ氏は、「ブラジルのファンが生み出す熱気は格別です。多くの有力選手を擁する南米大会を、K-1という世界的ブランドと共に開催できることを誇りに思います。共催を通じ、地域全体のレベルアップを図っていきたいです」とのコメントを寄せている。
◆『K-1 WORLD MAX 2025 70kg 南米ラウンド』
日時:2025年6月28日(土)
会場:クリチバ
形式:8人制トーナメント
賞典:優勝者には同年後半に日本で開催される『K-1 WORLD MAX FINAL 16』への出場権を付与
ポイント:70kg級の南米代表決定戦がWORLD MAXシリーズの公式戦となるのは初。
◆『K-1 WORLD GP ヘビー級 南米予選』
日時:2025年10月4日(土)
会場:ブラジリア
形式:南米地区予選
両大会を通じて、K-1とWGPは南米市場におけるプレゼンスをさらに強化し、現地の才能ある選手たちに国際舞台への登竜門を提供する。
70kgグランプリ 出場予定選手
※ブラジル代表
以下の4選手が、クリチバで開催される8人制トーナメントに参戦予定。
ペトロス“カベリーニョ”(クリチバ)
現WGPウェルター級王者。K-1参戦経験をもち、30戦以上の実績と3度の王座防衛を達成。
ジョーンズ・コリセウ(サンパウロ)
フィジカルと多彩な技で知られ、WGP70ではカベリーニョと接戦を演じた。
マルシオ・デ・ジェズス(サンパウロ)
強打とアグレッシブなスタイルが持ち味。WGP79でスプリット判定勝利を収める。
アンドレ・マルチンス
冷静な戦略眼と前に出るファイトスタイルで、戦績13勝3敗。
※その他のカードおよび参戦選手は、決定次第順次発表。