キックボクシング
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【NJKF】鈴木千裕、与座優貴、海人らトップ選手多数と拳を交えた“ニンジャステップ”の宮越慶二郎が引退を発表

2025/05/14 11:05
 ライト~スーパーフェザー級のトップ戦線で長く活躍したキックボクサーの宮越慶二郎(拳粋会宮越道場)が、2025年5月13日に自身のInstagramにて引退を発表した。  宮越は「この度プロキックボクサーを"引退"します。18歳でプロデビューしてから17年間、本当に沢山の事を経験させて頂きました」と書き始め、「ここには書ききれないくらい沢山の経験をさせて頂きました。"キックボクシング"のスタートは親に強制的にやらされキライだったけど、今では自分の中で唯一誇れるモノとなりました。この人生最大の成功体験を胸に、次のステージでブチかまします!  そしてここまで成長させてくれた"キックボクシング"には、今後様々なカタチで恩返ししていきます。最後に、同じ時代を生きたライバル達、デビューからずっと応援してくれた友人達、ここまで強くさせてくれた家族や練習仲間達に感謝致します。本当にありがとうございました」と、第二の人生へ向けての意気込みと感謝の言葉を綴った。  宮越は“赤い怪鳥”ベニー・ユキーデと戦った元キックボクサーの内藤武(拳粋会宮越道場初代代表)を父に持ち、空手を学びつつサッカーやバスケットボールを経験、2008年にニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)でプロデビュー。  バスケのピボットを応用した独自のフットワーク“ニンジャステップ”を開発し、2011年にNJKFライト級王座を獲得すると、以後NJKFのエースとして活躍。2013年にWBCムエタイ日本統一ライト級王座、2015年にWBCムエタイ・インター王座を獲得した。その後は国内トップ選手の一人として、中国のクンルンファイトや他団体へと活動の幅を広げ、各団体のエース級と拳を交えた。また、名勝負製造男として何度も後楽園ホールを揺るがす大激闘を繰り広げてきた。  鈴木千裕(初回TKO負け)、与座優貴(延長R判定勝ち)、勝次(判定勝ち)、重森陽太(ドロー)、海人(5R TKO負け)、森井洋介(2R TKO負け)、チャンヒョン・リー(延長R判定勝ち)、卜部功也(1勝1敗)といった名だたる強豪たちとしのぎを削った。2024年9月15日、NJKFで行った吉田凜汰朗との試合が現役最後の試合となった。生涯戦績は46戦29勝(8KO)14敗2分1無効試合。 「ではラスト、6/8 後楽園ホールで会いましょう!」と最後に記していることから、6月8日(日)東京・後楽園ホールで開催される『NJKF×CHALLENGER』にて引退セレモニーを行うようだ。
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