ONE Friday Fights 1072025年5月9日(金)タイ・ルンピニースタジアム※U-NEXTにてLIVE配信
▼第4試合 キャッチウェイト(-58.0kg)ムエタイ 3分3R×カイス・モハメッド(フランス/アルジェリア)KO 1R 1分33秒 ※左フック○古村 光(FURUMURA-GYM)
古村はタイ・ラジャダムナンスタジアムのリング(新人戦)にも上がり、勝利を収めている。2019年に選手発掘のため行われた『K.O TRYOUT』でKNOCK OUTのTRYOUT生に選ばれたサウスポー。2023年8月、壱を判定2-1で破りKNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王座を奪取したが、2024年4月の再戦では判定で敗れ王座を奪われた。「KICKBOXING JAPAN CUP スーパーバンタム級トーナメント」では1回戦で佐野祐馬に2RでTKO勝ちも、12月の準決勝で森岡悠樹に判定負け。2025年4月にはカンボジアのクンクメール対抗戦でコラマックに判定負けした。戦績は9勝(7KO)6敗1分。
カイスは2024年12月の『RWS』で吉成名高と対戦したペットヌン・ペットムエタイジムの弟。タイ在住のフランス人で、タイではペットソンのリングネームで活躍しているが、今回は本名で出場。現在4連勝中(3KO)。戦績は28勝20敗。17歳。
1R、古村はサウスポーから左インローで前へ出る。カイスの右ストレートには左ストレートを合わせに行く。左インローから左フック。カイスは左ボディ、右インロー。前へ出るカイスが右ストレート、左ローを出すが、そこへ古村が左ストレートのカウンターでダウンを奪う。
仰向けにダウンし、かなりダメージがあるカイスだが歯を食いしばって立ち上がり、古村は一気にラッシュ。コーナーへ詰めて左右フックを連打し、最後は左フックでカイスは崩れ落ちた。
鮮やかなKO勝ちを収めた古村は「最初から1Rからぶっ倒そうと決めていたので予定通り。自分は今、2連続で負けちゃっていてどう勝ったらいいか悩んでいたんですが、ガンガン行っちゃえと思って。最初から行くと決めていました」と勝利者インタビューに答えた。