試合後のインタビューに答えた朝倉未来
2025年5月4日(日)東京ドーム『RIZIN男祭り』の第15試合RIZINフェザー級(66.0kg)5分3Rで、鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)に3R2分56秒、カットによるドクターストップでTKO勝ちした朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)が試合後インタビューに答えた。
以下、その全コメント。
自分のテイクダウン能力が思っていたよりも上がっていた
「とにかく泥臭くても絶対に勝つと決めていたのでホッとしてる感じですね」
――歓声が凄かったが聞こえたか?
「入場の時は集中していたのアレですが、最初のセレモニーの時は凄い歓声で何か来るものがありましたね」
「嬉しそうにしている人がたくさんいて、俺も嬉しかったです」
――フェザー級タイトルマッチは見た?
「悔しいですね、クレベルが負けるのは」
――今後の目標・展望は?
「本当はクレベルが勝ってクレベルとやりたかったんですけれど、誰でも。RIZINが望む相手とやります」
「もっと違う作戦だったんですけれど。自分のテイクダウン能力が思っていたよりも上がっていて。もっと上手くいかないと思っていたんですよ。思っていたよりはラクな試合でした」
――しのがれてからの展開も用意していた?
「はい」
――勝利後のマイクで「またすぐに戻ってきます」と言っていたが、どんどん試合をしたい?
「そうですね。ここ最近、一番練習してきてJTTもいい雰囲気になっていて、自分自身が成長している中で自分もベルトを狙っていきたいという想いがあるので、ベルトに向かって誰とでもやります」

――夏に超RIZIN.4があった場合、今年もメインを務めたい?
「夏ですか。分からないです。口の中を何針か縫ったのでわからないです。いい相手がいて気持ちがのったらやります」
――平本選手と戦いたい気持ちはまだある?
「もちろんありますよ。鈴木選手の方が強いと思ってますけれど。ボコボコにしたいですね」
――レスリングの進化はビリーコーチによるもの?
「いろいろですね。JTTの中でずっと組み技をやってきたので竹浦さんだったりビリーだったり、いろいろな人のおかげで吸収しながら成長してきたので。特にJTTの選手はテイクダウンディフェンスが強かったりとか、。立ち上がる能力が高い中でみんなを漬けれる練習をしてきてそのまましにいきましたね」
「見えていたら効かないので。別にもらってもいいかなって感じでした。でも警戒はしていました」
――試合を楽しむことをテーマに掲げていたが、楽しむことは出来た?
「全然楽しくなかったですね。いやいや、あんなにブンブン振り回してきたので危ないじゃないですか。こっちも必死でしたよ」
――鈴木選手が振り回してくるのは想定内では?
「もちろん想定内でしたけれど、体感するとパンチが見えにくいんですよ。大振りの中にノーモーションみたいなのも入っていて、そっちを気にしていると外側から来るみたいな感じで。でもだいぶ見えていた気はしますけれどね」
――戦っていて、鈴木選手がこういうことを狙っている、やろうとしていることは分かった?
「右ハイと左フックを狙っていたと思います」

――前回の平本戦を振り返ると、もうちょっと上手く戦えたのでは、との気持ちは?
「全然成長したところを見せられたと思っています。それは見ていた人が決めるんじゃないですか。僕はもう一回やったら勝てると思っているので」
――平本選手ともう1回やった時の勝ち筋が見えている?
「はい、自信ありますね」
――シェイドゥラエフとの対戦にも意欲はある?
「全然あります。もう全然。よくアンチが逃げるなって言いますけれど、逃げたこと1回もないので。全然ビビってるとかないので。いくらでもやるので」

――今日の勝利は2年前の牛久選手に勝利して以来。勝利直後は格別なものがあった?
「ホッとしたって感じですね。プレッシャーはないと思っていたけれど歓声聞くとプレッシャー感じましたね。ファンに対して強さを証明してあげたいっていうのがあったので、声援を聞いた途端にプレッシャーを感じたんですけれど、ホッとしているって感じですね」
――ファンは「自分のために戦ってください」と言っているが。
「自分のためにとは言うものの、応援を聞くとみんなのためにとなってしまうので、次からは歓声は無しでお願いします(笑)」
――最後にファンへメッセージを。
「負け続けている時もずっと応援してくれてありがとうございます。ここから新しい章の始まりで、また昔のように朝倉未来って強いって試合を続けていきます」







