バンタム級で盛り上がる試合は鈴木真彦がベルトを取り返す試合

――試合前やリングに上がっている時は緊張する方ですか? それとも気持ちが解放される方ですか?
「入場の時から緊張はなくなるんですけど、試合前のアップをしている時はめちゃくちゃ体が重たいですね(笑)」
――10代の頃から入場時は吹っ切れていたんですか?
「それは昔からですね。試合もこなしていくごとに、入場してスイッチが切り替わるというか、そういう部分も良くなってきています」
――今は子宝にも恵まれて守るべきものもできましたが、その辺は大きな武器になっていますか?
「やっぱり格好悪い背中は見せれないでしょ。かっこいい背中を見せたいし、めっちゃ練習で疲れて帰ってきても寝顔を見るとめちゃくちゃ癒されます」
――そろそろお父さんの活躍も分かってくるような年頃になってくるんじゃないですか?
「活躍とかはまだ分からないと思うけど、戦っている事は分かっていると思いますね」
――今回も後楽園ホールには奥さんとお子さんは応援に来てくれますか?
「今回も来てくれるので、良いところをしっかり見せます」
――それはそれで勇気100倍になりますね。
「絶対に何があっても負けられないですね」

――勝ったら次に何をしたいのか、方向性はある程度定めていますか?
「僕の目指す所は決まっているので、RISEの世界ベルトもですし、その前にRISEのベルトも取り返さないといけないし、先を見据えて1戦1戦やっていきます」
――来月の話になりますが、名古屋大会での大﨑孔稀vs.門口佳佑の試合は、ノンタイトル戦ですが気になる部分はありますか?
「自分からすると全然面白くないなっていうのはありますね。門口選手がベルトを持ったままでチャンピオン対決とかだったらやる意味があると思うんですけど、今はもう王者ではないじゃないですか。それと現役の王者が戦うって事で盛り上がっていますけど『何がおもろいんやろう』って僕は思いますけどね」
――釘を刺したい感じはあるわけですね。
「バンタム級で盛り上がる試合は鈴木真彦がベルトを取り返す試合だと思ってほしいので、この2人の試合が気になるのは気になりますけど、そこまで自分の中には響いていないです」
――そういう鈴木選手に対して大森選手は「いつまでチャンピオンぶってんねん」という事を言っていましたが、その言葉に返す言葉はありますか?
「別にチャンピオンぶっているとかではないけど、リングの上で分からせてやろうと思っています。僕はすぐにベルトも取り返すし、1戦1戦結果を残していく事が大事なので、そんな事を言っているのも後悔させるぐらいにやってやります」
――今の練習環境はいかがですか?
「練習環境は全然変わっていないです」
「ずっと道化倶楽部でやっています」
――ELDORADO 2025での山口裕人vs.YURAの試合はどういう風にご覧になりましたか?
「もうちょっと見たかったですよね。あれはYURA選手の“山口裕人の良い所が出る前に決着をつける”っていう作戦だったと思うし、上手かったなって感じですね」
――ELDORADO 2025から得た刺激はありましたか?
「全部の試合がレベル高かったですけど、1番に思ったのは自分がこの試合に出ていないっていうのが悔しくて、来年は絶対に出たいなと思いました」
――来年はELDORADOのメインを狙っていきたいですね。
「僕だったらもっと面白い試合ができるし、それを言葉だけじゃなくて試合で見せていきたいです」
――後楽園ホールに集まってくれるファンとABEMAで視聴してくれる皆様にメッセージをお願いいたします。
「バンタム級は僕が盛り上げていきたいし、僕の試合を見ていたら間違いがないので、他の試合に興味がないと思わせれるような試合をしてメインをしっかり締めます」



