成尾がONE FFで2連続KO勝ち、2連続ボーナスを獲得(C)ONE Championship
ONE Friday Fights 104
2025年4月11日(金)タイ・ルンピニースタジアム
※U-NEXTでLIVE配信
▼第3試合 キャッチウェイト(53.05kg)キックボクシング 3分3R
×アルベウ・ダ・シウバ(ブラジル)
TKO 1R 1分54秒 ※3ノックダウン
〇成尾拓輝(究道会館)


成尾は日本拳法出身でHOOST CUP日本ライト級王者、JAPAN CUP KICKBOXINGスーパーフェザー級王者。2024年10月にシュートボクシングに参戦し、ポッシブルKから判定勝ち。11月の『ONE Friday Fights 88』でONE初参戦を果たすと、ジャン・ジンフー(中国)から合計4度のダウンを奪って豪快に3RでKO勝利し、35万バーツ(約155万円)のボーナスもゲット。。12月のシュートボクシングでは手塚翔太にスタンディングフロントチョークで敗れている。戦績は14勝(10KO)7敗1分。

対するコヘイアことブラジルのシウバは、MMA3勝4敗で、『ONE Warrior Series』では2019年2月にリト・アディワンに初回KO負け、同年8月にデイブ・バンギギに2R 一本負けして2連敗。2023年9月の『WLF MMA 68』では、WFLムエタイ3連勝中だったワン・ワンリにムエタイルールで判定勝ち。2024年9月の『ONE Friday Fights 79』では瀬戸睦雅に3RでKO負けと、ONEでは3連敗中で初のキックボクシングルールに挑む。


1R、勢いよくコーナーを飛び出した成尾は右ストレートから左の三日月を連発し、左フックの上から被せる右ストレートでダウンを奪う。立ち上がったシウバに飛び蹴り、三日月蹴りから右ハイキック、バランスを崩してダウン寸前のシウバから左フックでダウンを奪う。


成尾は前蹴りからハイキック、シウバは顔面をカバーしながら右ローで反撃し、成尾の右ストレートに左フックを合わせに来るが、成尾の勢いは止まらない。右ストレート、左フックを叩き込んでシウバを圧倒し、コーナーに詰めて左右フックから右ストレート。シウバが崩れ落ち、成尾が豪快な畳みかけでKO圧勝を飾った。

雄叫びをあげた成尾は「ゲームプランの中に全部入っていて、パンチでもキックでもどの攻撃でも全部効かせて絶対にKOで終わらせると決めていました」と勝利者インタビューに答え、「何も考えてなかったんですけれど、どうやったら観客のみんなが盛り上がってくれるのかなと、どれでフィニッシュしようかなと考えていました」と笑顔。





