タイトル挑戦を目指す秀樹(左)は“戦闘民族”川島と対戦
2019年11月4日(月・祝)東京・後楽園ホール『RISE 135』の追加対戦カードが発表された。
10月の幕張メッセ大会で8カ月ぶりの再起戦を勝利で飾ったRISEライト級1位・秀樹(新宿レフティージム)が、同級9位・川島史也(BattleNation)と対戦。
秀樹はフィジカルの強さを活かしたパワフルな打撃で、『KNOCK OUT』のスーパーライト級トーナメントでも準優勝。王座決定戦で敗れた白鳥大珠への挑戦を目指す。川島はパンチを主体としたアグレッシブなファイターで、1位の秀樹を破り一気にジャンプアップを狙う。
10月の後楽園大会で元新日本キック王者の麗也をKOする番狂わせを起こしたRISEスーパーフライ級4位・風音(TEAM TEPPEN)が連続参戦。今回はNJKFフライ級王者・松谷桐(VALLELY KICKBOXING TEAM)を迎え撃つ。
松谷は6月に仲山大雅に敗れるまで9勝(5KO)無敗だったアグレッシブファイター。風音は“超”の字が付くほどのアグレッシブファイターであり、1Rからバチバチの打ち合いが展開されそうだ。
RISEスーパーフェザー級8位・竹内皇貴(チームドラゴン)は2018年MKF YOUTH TOURNAMENT優勝キム・ウスン(仁川ムビジム)との国際戦に臨む。
竹内はまるで足元に根が生えたかのようにその場に立ち止まっての打ち合いを繰り広げ、決して下がらない“不退王”。当初は10月末に中国遠征を予定していたが、大会が中止になり今大会へ参戦することとなった。対するウスンはイ・ソンヒョン、チャンヒョン・リーを育てた仁川ムビジム・キム会長の息子。13戦全勝の戦績で7月のRIS×MKFの対抗戦ではWPMF王者の長谷川健をKOしている。韓国より実力者が日本初襲来を果たす。
RISEバンタム級3位・堀尾竜司(TRY HARD GYM)は同級9位・門口佳佑(EX ARES)との対戦が決まった。
堀尾はスピードを活かした戦い方で飛びヒザ蹴りを得意とし、最近ではRIZINでキックボクシングルールの試合を2試合行っている。RIZIN帰りの今回、階級をバンタム級からフェザー級に上げての第一戦に臨む。対する門口は那須川天心挑戦者決定トーナメントで優勝し、那須川と拳を交えたこともある。その後のプロデビュー以来、破壊力のあるパンチと蹴りでプロ6戦無敗。ついに大物との対戦を迎えることになった。
そして、強烈な左ボディを始めとする強打で2018年RISING ROOKIES CUPスーパーライト級優勝、4戦4勝4KOをマークしていたRISEスーパーライト級3位・森香津眞(チームドラゴン)が、7月の山口侑馬戦で喫した初敗北以来の再起戦に臨む。
その対戦相手は、5月の『巌流島』に“無敗の喧嘩師”として参戦した伊藤澄哉(戦ジム)。伊藤は地下格闘技『益荒男』と『飛車角』の王者で17勝(15KO)無敗。元々はジュニアキックボクシングで名をはせた選手であり、2010年12月にはM-1ジュニア大会で小笠原瑛作を破ってM-1 50kg王者となっている。
巌流島でベテランのムエタイ戦士クンタップに押し出しで敗れたが、今回は立ち技でのプロデビュー戦に臨む。元々ムエタイ選手として将来を嘱望された存在だけに、注目が集まる。
<決定対戦カード>
▼-64kg契約 3分3R延長1R
秀 樹(新宿レフティージム/ライト級1位、K-1 REVOLUTION FINAL-65kg級世界王者)
川島史也(BattleNation/ライト級9位)
▼スーパーフライ級(-53kg)3分3R延長1R
松谷 桐(VALLELY KICKBOXING TEAM/NJKFフライ級王者)
風 音(TEAM TEPPEN/同級4位)
▼-61.5kg契約 3分3R延長1R
竹内皇貴(チームドラゴン/スーパーフェザー級8位)
キム・ウスン(仁川ムビジム/2018年MKF YOUTH TOURNAMENT優勝)
▼フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
堀尾竜司(TRY HARD GYM/バンタム級3位、第4代Krushスーパー・バンタム級王者)
門口佳佑(EX ARES/フェザー級9位、那須川天心挑戦者決定トーナメント優勝)
▼スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R
森香津眞(チームドラゴン/同級3位、2018年RISING ROOKIES CUPスーパーライト級優勝)
伊藤澄哉(戦ジム)