2025年4月5日(土)タイ・ルンピニースタジアム『ONE Fight Night 30』(U-NEXT配信)の計量が3日(木)夜に行われ、コー・メインでライト級キックボクシング世界タイトルの防衛戦を行う王者レギン・アーセル(スリナム/Sityodtong Amsterdam)が規定時間内にハイドレーションテストをパスすることが出来ず、王座を剥奪されることが濃厚となった。
アーセルは自身のInstagramにて「I lost my belt one the scale(体重計でベルトを失くした)」と投稿。悲しみを絵文字で表した。
【写真】挑戦者ニコラ(右)はアーセルとタイトルマッチで1勝1敗、3度目の決着戦だった その後、水分を補給してハイドレーションテストはクリアした模様で、相手のアレクシ・ニコラ(フランス/Mahmoudi Gym)とキャッチウェイトでの対戦交渉に入ったようだ。日本大会でのスーパーレックvs.ナビル・アナンのようにノンタイトル戦での対戦となるのか、それともニコラが勝利した場合のみ新王者となるのか。
また、第5試合のライト級ムエタイ3分3Rでジョージ・ジャービス(英国/Lumpini Crawley)と対戦するムーシネ・チャフィ(スペイン/モロッコ/Internacional Gym)もハイドレーションテストをパスすることが出来ず、こちらもキャッチウェイトでの対戦交渉となった。
他の選手は無事ハイドレーションテスト&計量をパスしている。