2025年3月23日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催された『ONE 172: TAKERU vs. RODTANG』のセミファイナルで、タワンチャイ・PK・センチャイ(タイ)に3R1分55秒、TKO勝ちしてONEフェザー級(70.3kg)キックボクシング暫定世界王者となった野杁正明(日本/team VASILEUS)が試合後、コメントした。
野杁は圧倒的不利と予想された中での勝利に「多分、ほとんどの世界中のファンの人が僕が負けてタワンチャイ選手が勝つと思っていたと思うけれど、僕は自分のことを信じていましたし、チームのみんなと一緒にこのベルトを勝ち取ると信じて戦った結果が、やっとついてきたかなと思っています。ONEで一勝しかしていない中でこのチャンスをいただけて感謝しています」と語った。
今後については「この先、スーパーボン選手との統一戦があると思うけれど、それは時の流れに任せます。いつ決まるか分からないけれど、スーパーボン選手もKOすれば真の王者と言えると思うので次も必ずKOします」と、正規王者のスーパーボン(タイ)との王座統一戦でもKOで勝ってみせると意気込んだ。