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【ONE】武尊をKOしたロッタン「1RにKO出来るとは考えていなかった」「1R、2Rは打ち合う試合を見せたいと思っていた」「自分のパンチに自分でも驚いている」

2025/03/24 03:03
 2025年3月23日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催された『ONE 172: TAKERU vs. RODTANG』のメインイベントで、武尊(日本/team VASILEUS)に1R1分20秒、KO勝ちしたロッタン・ジットムアンノン(タイ)が試合後インタビューに答えた。  1RでKOするのは狙っていたのかと聞かれたロッタンは「1RにKO出来るとは考えていなかったが、KOしたいとはもちろん考えていた。今回の試合に向けてしっかり準備してきた。武尊と向き合うためにあらゆる場面に備えて準備をしてきた。左のパンチに関しても使える場面があったらいいと思って整えてきたけれど、1Rから出せるとは思っていなかった」と、1RでKO出来たのは想定外だったと振り返る。  武尊と戦っての印象は「武尊のことは彼がONEに参戦してからずっと見てきた。K-1のチャンピオンであり、彼の諦めない姿勢は素晴らしいベストファイターだと思う」とし、「実際はもっと長く試合をしたかった。前にも話したように1R、2Rはボックススタイルで打ち合う試合を見せたいと思っていたけれども、自分のパンチがここまで効くとは思わなかった。自分のパンチはここまで凄いものかと自分でも驚いているよ」と、1Rと2Rはパンチでの打ち合いを見せたいと思っていたと明かす。  今回のコンディションについては「過去2回の試合で計量に失敗し、試合に負けてではなくベルトを失ったことは、悪い夢から覚めたみたいに悔しい想いをした。それによって目覚めることが出来た。またあのベルトを抱きしめたいという思い、そしてこれが僕の選手としての生き方、僕が選んだ選手として生きる道を全うするために試合へ向けて、練習への向き合い方を改めるようにした。それ以来、とにかく練習に打ち込んできた。栄養士のピーター、そして僕の妻、食事や生活の面で強いサポートをしてくれるチームがいたからこそ、また強い選手としてカムバックすることが出来たと思っている」と、過去2回の体重超過の失敗が自分を強くしてくれたと話した。  また、同席したチャトリCEOは「なぜか分からないが、ロッタンと武尊は1回目で終わらないと思っていた。必ずまた打ち合わないといけないと思う。それは相談したい。ロッタンとジョナサン・ハガティー(現ONEバンタム級キックボクシング世界王者)の試合も検討しています」と、ロッタンと武尊の再戦、ロッタンの世界王座奪回戦も検討したいという。  武尊については「武尊とも少し話したが、彼は戦いを続けたいと言っていたし、ONEのベルトを狙うと言っていた。(今回暫定王者になった)野杁を追いたいとも言っていた」と語った。
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