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2025年5月5日(月・祝)東京・後楽園ホールにて『宗明建設 Presents DEEP 125 IMPACT~DEEPフェザー級GP2025準決勝~』の開催が決定した。
【決定対戦カード】
▼DEEPウェルター級タイトルマッチ 5分3R
佐藤洋一郎(KATANA GYM)王者
角野晃平(TEAM FAUST)挑戦者
佐藤は、MMA25勝13敗3分。2010年にカン・ミンジョンを下し、修斗環太平洋ミドル王座を獲得。2016年からDEEPに参戦し、2018年4月にDEEPウェルター級王座戦で王者の住村竜市朗に挑戦も判定負けで戴冠ならず。一時は4連敗も喫したが、2022年5月に小林ゆたか、9月に嶋田伊吹、2023年4月にキム・デファンをいずれも判定で破り、3連勝。2023年10月にグアム『BRAWL 3』でJ.J・アンブローズとドローと。2024年4月に嶋田との再戦で1R リアネイキドチョークで一本勝ち。2024年7月に王者・鈴木槙吾を1R TKOに下して新王者となった。39歳。
挑戦者の角野は、MMA5勝(3KO・TKO)1敗。中村優作と同じ洪游會本部で2018年の第34回全日本学生拳法個人選手権優勝など、日本拳法で活躍。2022年12月にMMAデビューし、森井翼に判定勝ちも、20223年7月に山田聖真にスプリット判定負け。しかし、その後は4連勝中。2023年11月に小林裕を1R TKOに下すと、2024年3月にウェルター級に上げていたボンサイ柔術の鈴木琢仁を2R TKO。9月に中門虎鉄に判定勝ちし、12月に当時4連勝中だった阿部光太を2R KOに下した。27歳。
オーソの王者・佐藤も少年期は剣道、日本拳法を習い、ボクシングで全国高校選抜準優勝。そこにグレイシーバッハ、マカコ柔術で習得した強い極めも併せ持つなど、MMAの経験値で大きく上回る。
サウスポー構えで出入りの角野は長い左の蹴り、左相手の入りに下がりながらでもカウンターで突ける左を武器とする。懐深いがぶりでテイクダウンを切って立ち技勝負で連勝をマークしてきたが、佐藤の近い距離の打撃、上での組みもいかに凌いで当てるか。