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【K-1】K-1と武林風が合作協議書に署名。対抗戦、統一ランキング、合同大会など「新たな試みにチャレンジしたい」

2025/02/27 22:02
 2025年5月31日(土)神奈川・横浜BUNTAI『K-1 BEYOND』の記者会見が、2月27日(木)都内にて行われた。  当初、同大会は『K-1 WORLD MAX 2025』となっていたが、2023年に開催された『K-1 ReBIRTH』を超えていくという意気込みからBEYOND(超えていく)に名称が変更された。  会見には中国のキックボクシング団体『武林風』のシー・チンプロデューサー、K-1クルーザー級王者リュウ・ツァー、CFP代表の岩熊宏幸氏が出席。今後のK-1と武林風の取り組みについて発表。合作協議書に署名がされた。  シー・チンプロデューサーは「これは単なる提携ではなく新たな共有関係を意味するものである」とし、「2006年にK-1が団体として初めて中国で試合をしました。それから武林風とK-1は19年間に亘って、深い友情と協力関係を保持してきました。その間、私たちは数えきれないほどのエキサイティングな瞬間を共に経験し、多くのファイターの伝説を目撃してきました。  未来に向けて2つの巨大なトップ組織が作り出す試合は、これからさらにエキサイティングなものになるでしょう。また、観客の皆さんに忘れない感動をもたらすと確信しております。私たちはあらゆるファイト、あらゆるチャレンジが、これからの武術と格闘技の新たな歴史の一部となることを期待しております。今後は武林風とK-1のチャンピオン同士が対抗戦を行ったり、タイトルマッチを行ったりと、新たな企画も考えられると思うので、新たな試みにチャレンジしたいと思います」と挨拶。  続けて「2025年は武林風とK-1が手を合わせてさらに面白いイベントが出来るのではないか。王者同士が対抗戦やタイトルマッチを行うなどが考えられると思うので、新たな試みにチャレンジしていくと思っています。ふたつめは将来的に実現可能か分かりませんが、武林風とK-1の統一ランキングを作って切磋琢磨していけば面白いのではないかと頭の中で考えています。3つめは将来的に共にイベントを企画して、お互いに世界の選手のチャレンジを受けるコラボが出来たら嬉しい。今回の関係強化で新しい未来が訪れることを楽しみにしています」といったアイデアを話した。  宮田充K-1プロデューサーは「昨日も意見交換をしました。まず3月の武林風に3人、5月のK-1にリュウ・ツァー選手とオウヤン・フェン選手の2人の王者が上がる。具体的にはこれからですが、スーパー・フェザー級トーナメントに中国の強いファイターを押していただいて、一枠は武林風になります。  決まってから打ち出していきますが、今後は3vs.3、5vs.5の対抗戦であったり、以前Krushでもいろいろな試みをやってきたので、どういうのが出てくるのか。今夜もシー・チンプロデューサーとの会食ありますが意見交換して、日本のファンに楽しんでもらえる交流が掛け算になるような交流を深めていきたい。今までにないような試みもプランでは出ている」とした。  また、「K-1中国大会が出来るといいなと思っています」と中国でのK-1開催も視野に入れているとする。  シー・チンプロデューサーは、武林風に参戦して欲しいK-1ファイターはいるかとの質問に「K-1とKrushの全ての王者に中国で試合をするチャンスがある。チャンピオンクラスにはぜひリングに上がってもらいたい。特に名前を挙げるのであれば4人。和島大海選手、ストーヤン・コプリブレンスキー選手、ヨードクンポン選手、金子晃大選手です。もちろんもっと若いこれからの選手たちにもチャレンジしてもらいたい。中国と日本のファイターのレベルは高いと思うので、どんどん上がってきてもらいたい」と語った。
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