2019年11月4日(月・祝)東京・後楽園ホール『RISE 135』の対戦カード第一弾が発表された。
前RISEスーパーフェザー級王者・野辺広大(BRING IT ONパラエストラAKK)が、1年5カ月ぶりの復帰戦で2018年RISING ROOKIES CUPスーパーフェザー級優勝・石月祐作(KAGAYAKI)と対戦する。
野辺は2011年11月にRISEでプロデビュー、空手仕込みの蹴り技を武器に高い勝率を上げ、2015年1月には現シュートボクシングのエース・海人からも勝利を収めている。2016年1月にはトーナメントを制して第4代RISEスーパーフェザー級王座を獲得。那須川天心とRISE新時代を担うエース候補として期待されたが、2017年11月の初防衛戦で現王者チャンヒョン・リーに敗れて王座を失った。2018年6月の裕樹戦に敗れて以降、怪我や学業などの理由でリングから遠ざかっていたが、今回戦列に復帰する。
対する石月は元MA日本キックボクシング連盟ウェルター級王者・伊達皇輝を師に持ち、昨年のRISING ROOKIES CUPスーパーフェザー級で優勝した。現在6連勝中で勢いがあり、KO率も高い攻撃力で野辺の首を狙う。
元J-NETWORKライト級王者・前口太尊(TEAM TEPPEN)は初代WBCムエタイ日本統一フェザー級王者・氏原文男(フリー)と対戦。
前口は2010年4月にプロデビューし、同年のJ-NETWORK新人王に。2013年8月にはJ-NETWORKライト級王座を獲得した。パンチを武器にトップクラスで活躍し、近年は『KNOCK OUT』を主戦場に。2019年5月付けでPHOENIXからTEAM TEPPENへ円満移籍し、7月にRISE初参戦するも直樹に初回KO負けを喫した。現在5連敗中と厳しい状況にある。
その前口と対戦する氏原は、過去に心・センチャイジムのリングネームで活躍。初代WBCムエタイ日本統一王者に輝き、アヌワット・ゲオサムリットを相手に敗れはしたものの大激闘を展開した。その後プロボクシングの道に進むとA級まで駆け上がったが、キックに心残りがあり今回カムバックを果たす。
RISEルールは初となるがボクシングで磨いたパンチとムエタイ仕込みの蹴りの融合で一気にトップ戦線に駆け上がれるか? 注目される。
<決定対戦カード>
▼-62kg契約 3分3R延長1R野辺広大(BRING IT ONパラエストラAKK/前RISEスーパーフェザー級王者)※RISE ON/INSPIRITから所属変更石月祐作(KAGAYAKI/2018年RISING ROOKIES CUPスーパーフェザー級優勝) ▼-61kg契約 3分3R延長1R前口太尊(TEAM TEPPEN/元J-NETWORKライト級王者)氏原文男(フリー/初代WBCムエタイ日本統一フェザー級王者)