今回は山田彪太朗のスタイルを貫きます
「映像はまだ届いていませんか、どういう選手なのか、どういう試合になるのか全くイメージが沸きません。ウーシューという散打みたいな競技の出身の選手なので、トリッキーな動きをしてくるイメージがあり、サイドキックやバックキック、バックハンドブローとか回転技をやってくるのかなと。さらにONEで実績を重ねている選手でもあるので侮れないですし、僕以上に修羅場をくぐってきていると思うので強敵として見ています」
――ルエル選手はフィリピンの農家で12人兄弟の1人として育てられ、兄のレネはONE世界タイトル挑戦経験があります。
「そんな兄弟がいるとは思わなかったです(笑)。カタラン兄弟vs山田ツインズの兄弟対決になるので、ますます負けられないですね」
――山田兄弟の強みは何でしょう。
「パワーや一発とかありますけど、一番は真っ直ぐに戦うこと。誰が相手でも戦い方をブレずに、逃げずに戦うというのが魅力だと思います。今回は山田彪太朗のスタイルを貫きます。そのスタイルを貫いて、磨いていけば、誰が相手でも勝てるイメージが湧いているので、自分のスタイルを貫くだけですね」
――今回こそは超攻撃型スタイルのデストロイドモードは見られそうですか?
「前回不発で見せられなかったので、今回は見せられると思います」
――弟の虎矢太選手は、彪太朗選手と2度対戦している川上叶選手との試合になり、どういう展開でどういう勝ち方になると予想していますか。
「川上選手は強敵ですし、誰が相手でも上手く戦うことができる選手で、川上選手が上手くやれば虎矢太のことも圧倒できる、空回りさせることができる選手というのは、自分が身を持って経験しているので、虎矢太は非常に厳しい試合になると思います。僕も2回やって、いろいろ川上選手対策を教えられることは教えていますし、ここで虎矢太の本当の強さが問われると思うので期待しています」
――川上選手は虎矢太選手に勝って、彪太朗選手のタイトル挑戦をアピールしたいとのことでした。
「川上選手とは1勝1敗なので、3度目の戦いをぜひやって自分の強さを証明したいと思いますが、僕的には虎矢太に勝ってほしいので、次にタイトルを争うとしたら虎矢太とやりたいと思います。なので、川上選手がタイトルマッチに辿り着くのはなかなか難しいことかなと」
――今年はどういう一年にしたいですか。
「2025年はSBの強さをより証明していけるように、SB内での戦いはもちろんのこと、他団体のリングにも出ていきたいですし、SBのリングでも他団体の選手と対決していき、全員をぶっ倒していきたいと思います。SBの40周年となる貴重な記念すべき1年に、山田ツインズ侵略の2025年を期待してください。2025年の25にかけまして、“双子”の年にしていきたいと思います!」