2025年3月30日(日)東京・後楽園ホール『Krush.172』の対戦カードが、1月26日(日)に同会場で開催された『Krush.170』のリング上で発表された。
Krushスーパー・バンタム級タイトルマッチ3分3R延長1Rとして、王者・璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)が池田幸司(ReBORN経堂)の挑戦を受ける。
璃明武は2021年8月に第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント準決勝で黒田勇斗、決勝で鬼山桃太朗を下して、同級王座に就いた。同王座は2023年7月に永坂吏羅、2024年3月に倉田永輝を破って2度の防衛に成功している。2022年2月に第3代K-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメント準決勝で金子晃大に敗北。2024年7月に開幕した「K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント」では準決勝に進出も、金子に判定2-0で惜敗。12月は大久保琉唯に判定で敗れて連敗中。戦績は14勝(6KO)5敗。
池田は幼稚園から始めた空手をバックボーンに持ち、アマチュアでは無敗を誇り、2019年にはK-1カレッジ優勝。同年10月にKrushでプロデビュー。2022年3月に壬生狼一輝を判定で破りKrushバンタム級王座に就いた。同王座は2度の防衛に成功。2022年12月の「K-1 WORLD GP初代バンタム級王座決定トーナメント」では準決勝で石井一成に敗れて3位に。2023年12月にはRISEに殴り込み松下武蔵を判定で破ったが、2024年3月には花岡竜に敗れた。スーパー・バンタム級に階級を上げた7月、晃貴を2RでKOして再起したのも束の間、9月永坂吏羅にダウン応酬の末初回KO負け。戦績は14勝(8KO)6敗。
リングに上がった両者。池田は「王者は上手いけれど試合がつまらない。ペチペチしてクリンチして。そういう選手が王座にいてもしょうがないので俺が引きずり下ろします。3年前の3月にバンタム級王座を獲ったけれど、3年越しにベルトを巻いて二階級制覇します。3月も集合してください」と二階級制覇を宣言する。
迎え撃つ璃明武は「池田選手とのタイトルマッチが決まったけれど、このベルトは3回目の防衛戦になるけれどKrush王者として強さを見せたいと思います。なんか言われたけれど、池田選手とはレベルの違いがあるところを見せるのでKOで勝ちます」とKO防衛を予告した。