とにかく明るいエン・ペンジェーにも常陸は真顔を崩さなかった
2025年1月25日(土)東京・後楽園ホール『RISE 185」の前日計量&記者会見が、24日(金)都内にて14:00より行われた。
セミファイナル(第10試合)の-61.5kg契約3分3R延長1Rで対戦する、スーパーフェザー級2位・常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA)は61.5kg、エン・ペンジェー(中国/仏山温拿拳館)は61.2kgでそれぞれ計量パス。
この試合は3月29日(土)東京・両国国技館大会で開幕する「RISE WORLD SERIES ‐61.5kgトーナメント」のセレクションマッチとして行われる。
2度目の来日となるペンジェーは「明日しっかり試合に勝って自分をアピールしたいのでみんなお楽しみに」、常陸は「明日はしっかり倒して、トーナメントへ向けて一番強いぞってところを見せたいと思います」とそれぞれ挨拶。
相手の印象を聞かれると、ペンジェーは「パンチが強くてテクニックがある。しかし、僕のパンチはもっと強いので明日はパンチで倒します。僕の実力を見せるので期待してください」と、パンチを得意とする常陸をパンチで倒すと宣言。
これを受けて常陸も「自分もパンチが得意なので思い切り殴り合いましょう。何パターンも倒す攻撃をパンチでも蹴りでも作ってきたので楽しみにしててください。向かい合った時に意外と小さいと思った。いい試合になると思います」と、殴り合い上等だと答えた。
ペンジェーは終始ニコニコして発言もハキハキしており、全く緊張や不安を感じさせない。そのことを聞かれると「僕はRISEを知って試合が凄く楽しみに思っています。RISEは世界でも一流の大会なので、僕は緊張よりも楽しんでいる気持ちの方が大きいです。明日はもっと強いところを皆さんに見せます」と、楽しみで仕方がないという様子。
中村との試合ではトリッキーな動きやジャブの上手さを見せたペンジェー。それに常陸は「対策はバッチリです」としたが、「ただ、そこは苦手意識もないし、パンチで倒すと言ってくれたので近い距離での戦いになるんじゃないですか。その距離は得意なので、序盤からガンガン詰めて激しい試合になると思います」と、激闘を予告した。