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ブアカーオの275戦目が決定、カンボジアでタフな中国人選手と再戦

2019/10/01 12:10
 K-1 WORLD MAX2004・2006優勝のブアカーオ・バンチャメーク(旧ポー.プラムック/タイ)が次戦が決定したことを自身のSNSにて発表した。  ブアカーオはムエタイでオムノーイスタジアム認定ライト級&フェザー級王者になるなど活躍し、2004年に開催された『K-1 WORLD MAX 2004』でジョン・ウェイン・パー、小比類巻貴之、魔裟斗を破り初出場で初優勝を飾った。その後もK-1 WORLD MAXの主要メンバーとして活躍し、魔裟斗、アンディ・サワーらとしのぎを削り、2006年の世界トーナメントでも優勝して史上初のV2を達成。また、2010年11月に開催されたシュートボクシングの世界トーナメント『S-cup2010』でも初出場初優勝を飾っている。 K-1 WORLD MAX初出場で魔裟斗を圧倒する衝撃デビューを果たしたブアカーオ その後、世界中から引っ張りだこの人気選手となり、地元タイでは国民的スーパースターに。近年は自身がプロモーターを務める『All Star Fight』で試合を行っていたが、今回は10月27日(日・現地時間)カンボジア・プノンペンで開催される『MAS FIGHT』に参戦。ヤン・ビン(中国)と対戦する。  ビンとは2015年5月に初対戦しており、ブアカーオが判定勝ちしているが、頑丈な身体を持ちブルファイターのビンに苦戦を強いられた。ビンはヨードレックペット、アーメン・ペトロシアンらの一流選手とも拳を交えており、そのタフさとパワーで苦しめている。 (C)MAS FIGHT MAS FIGHTは2018年11月にマカオで初開催されたイベントで、9分1R、投げ、スタンディングチョーク、ヒジ打ちもOKで判定決着はなくKOのみ勝敗がつく、というルールで試合が行われた。会場にはアジアのVIPのみが招待され“VIP FIGHT”として話題となった。この第1回大会では、身長218cm・体重150kgのチェ・ホンマンを175cm・76kgの“少林武僧”ことイー・ロンがTKOに下している。今回も同様のルールで行われるかは不明。  この試合が2019年3月以来約7カ月ぶり、275戦目(238勝72KO24敗12分)となるブアカーオ。健在ぶりを示せるか。
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