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【K-1】「K-1のベルトを最短で獲りに行く」という鈴木勇人、迎え撃つ佐々木大蔵は3月王座挑戦をアピール

2019/09/30 21:09
【K-1】「K-1のベルトを最短で獲りに行く」という鈴木勇人、迎え撃つ佐々木大蔵は3月王座挑戦をアピール

左右田を破りK-1本戦初出場の鈴木(右)を迎え撃つ佐々木

2019年11月24日(日)神奈川・横浜アリーナ『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~よこはまつり~』の記者会見が9月30日(月)都内にて行われ、追加対戦カードが発表された。

 K-1スーパー・ライト級のスーパーファイトで、第4代K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級王者の佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs現同王者・鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)が決定。


 佐々木は2008年にK-1甲子園でベスト8入り、同年5月にプロデビューし、2016年に王者となった。2018年4月に王座を失い、スーパー・ライト級に転向すると同年11月のK-1スーパー・ライト級王座決定戦では準優勝。6月大会では不可思をTKOで下している。

 鈴木はアマチュアで無敗を誇り、2016年12月にKrushでプロデビュー。2019年1月に王座決定戦を制し、第7代王座を獲得。8月の初防衛戦ではK-1で旗揚げから活躍してきた左右田泰臣の挑戦を受けて防衛に成功し、念願のK-1本戦初出場を果たす。


「本戦に出場するのは初めてなので自分のことを知らない方がほとんどだと思いますが、自分はK-1のベルトを最短で獲りに行きます。注目していてください」と鈴木はアピール。佐々木は「天龍源一郎です」とジョークを飛ばすほど潰れた声で、「実はのどぼとけの骨を折って明日手術します。24日までには万全の態勢で鈴木選手と戦いたいのでご期待お願いします」と挨拶した。

 お互いの印象については「テクニックが凄いあるという印象。世界2位で強いと思いますが、サウスポーがあまり得意ではない印象もあります」と鈴木が指摘すれば、佐々木は「鈴木選手は長身でリーチが長くて左ミドルが走っている、得意としている選手。サウスポーが苦手と言われたが試合ではそうかもしれません。でもしっかり24日には対策を練って、鈴木選手にはこういう戦い方で戦えば勝てるというのを見せたい」と言い放つ。


 鈴木が「サウスポーと戦った映像を見ましたが、そこまで蹴っている印象はないので、蹴りの展開なら自分が一方的になる」と蹴り合いなら圧倒すると言えば、佐々木は「自分でもミドルを蹴っている印象はないので、一方的に蹴られないようにします」とそうはさせないと答える。

 佐々木にとっては、自分のポジションを奪いに来る相手との戦いとなるが「そのことは何とも思わないですね。凄く強い選手なので、この試合の勝ち方次第でK-1のスーパー・ライト級王座への挑戦権利があると思っています。当日の熱とみんなに“次は(王者の)瑠輝也選手だろう”との印象をつけたい」と、自分がタイトルマッチへ進むと語った。


 そのタイトルマッチについて鈴木は「K-1のベルトを狙っているので落とせない試合。ここで勝ってどうこうではないので、与えられた試合をクリアーしてベルトに手がかかる位置までいきたい」とし、佐々木は「まずこの一戦をしっかり勝たないといけない。3月に『K'sFESTA』の開催が決定しているので、1年越しに瑠輝也選手と戦いたい思いはずっとあります」と、それぞれ意欲を見せた。

 鈴木は後楽園ホールを出て大会場での試合となるが、「自分は一度も緊張したことがないんです。視力が悪くて周りが見えてないんですよね。対戦相手に集中できるので会場が大きくても小さくても自分のやることは変わらない。テンションは上がっています」と、大会場のプレッシャーもなくこの試合に臨めると語った。

<決定対戦カード>

▼スーパーファイト K-1スーパー・ライト級 3分3R・延長1R
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第4代K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級王者)
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/第7代K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級王者)

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