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【K-1】山崎秀晃、下剋上を宣言する瑠久に「拳でK-1の65kgがどういうものかという歴史を試合の中で伝えたい」

2019/09/30 20:09
【K-1】山崎秀晃、下剋上を宣言する瑠久に「拳でK-1の65kgがどういうものかという歴史を試合の中で伝えたい」

山崎(左)がまたも下剋上マッチを受け、瑠久と対戦する

2019年11月24日(日)神奈川・横浜アリーナ『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~よこはまつり~』の記者会見が9月30日(月)都内にて行われ、追加対戦カードが発表された。

 K-1スーパー・ライト級のスーパーファイトとして、第3代Krushライト級王者&第4代同スーパー・ライト級王者の山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs瑠久(=るーく/K-1 GYM横浜infinity)が決定。


 山崎は伝統派空手で培った一撃必殺の拳を武器にKrushで2階級制覇。2016年にはK-1 -65kg日本代表決定トーナメントで優勝、世界最強決定トーナメントでは準決勝へ進出。2017年4月の試合後、負傷のため長期欠場し、2018年6月に復帰した。


 瑠久はフルコンタクト空手出身で、2017年のK-1甲子園準優勝。ウェルター級からスーパー・ライト級に転向すると堀井翼、松岡翔大を破り2連勝を飾る。再三のアピールが実り、地元・横浜で開催されるK-1への出場が決まった。また、希望通りの“下剋上”マッチに。


「地元で呼んでいただいてめちゃくちゃ嬉しくて。この間の試合が終わって下剋上マッチを希望して、その相手が山崎選手でとても嬉しくおいしいと思っています。地元なので凄い応援に来てくれるから絶対負けられないので下剋上したい」と、瑠久は下剋上に意欲を見せる。

 山崎は「自分も横浜に出てきて10年になります。仲間に試合を見せたいので、しっかり山崎らしい勝ち方をお見せできればと思います」と“第2の地元”での試合に意欲十分。400枚ものチケットを売る予定だという。


 瑠久は山崎について「K-1旗揚げから憧れの選手の一人です。印象に残っているのは山崎選手が日本トーナメントで優勝した時。観客席で見ていて、あれで凄い心を打たれた。自分が試合をしているように熱くなって応援していました」と憧れの選手だったと話し、「試合が決まってドキドキしました。名前を聞いた時に“うわっ!”とビックリして“えっ?”と思いました。リスペクトしていますし、旗揚げ戦からK-1を築いてきた選手ですが、これから引っ張っていく選手ではないと思う。自分がまだ20歳でこれからK-1を盛り上げていく選手だと思うので、山崎選手を倒して叩き潰して、山崎選手にも安心してもらえるようにKOしたい」と、世代交代を果たすと言い放つ。


 一方、山崎は「彼はKRESTに出稽古に来てもらって、スパーもしています。足腰が強い印象です。会見で勢いもいいのでボロカス言われるかと思ったんですが、安保瑠輝也選手も平山迅選手もイケイケだと思っていましたが、リスペクトしてもらっていますね。自分も数々の先輩に下剋上させてもらって強くなってきたので、ここは挑戦を受けてバチバチの試合をしたい」と受けて立つ構え。

 そして「リスペクトの中にも野心を燃やしているのが分かる。ありがとう。“ゴールデンフィスト”でKOを見せるしかない。自分はK-1旗揚げから65kgでやってきた自負がある。拳でK-1の65kgがどういうものかという歴史を試合の中で伝えたいと思います」と、ベテランの矜持を叩き込むと宣戦布告した。

<決定対戦カード>

▼スーパーファイト K-1スーパー・ライト級 3分3R・延長1R
山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第3代Krushライト級王者&第4代同スーパー・ライト級王者)
vs
瑠久(K-1 GYM横浜infinity)

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