2019年9月29日(日)東京・後楽園ホールにて開催された『RISE 134』で、元Innovationライト級王者、第4代DEEP☆KICK 60kg級王者の山口侑馬(山口道場)を2RでKOし、第4代RISEスーパーライト級王者となった山田洸誓(正道会館KCIEL)が試合を振り返った。
「今日は完全決着の試合が多かったので、メインにふさわしい試合をしないとあかんと思っていました。KO勝ちできてよかったです」と、13試合中9試合がKO決着となった今大会をKOで締めくくれてよかったと話す。
「左フックで鼓膜が破けちゃったと思います」と山口のパンチ力を身をもって感じたといい、「今回は蹴りを意識して使いました。前回蹴りが出なかったので。自分の持ち味は蹴りからのパンチ。当たれば倒せる自信はあったので、蹴りを多用しつつパンチを打っていこう」と考えていた。
「めちゃくちゃ嬉しいです。(正道会館空手の)全日本チャンピオンになった時くらいの練習を自分なりに追い込みました。それくらいの想いがありました」とこの試合に懸けていたとし、10戦無敗で王座に就いたことは「けっこう自分的には短い感じですが、順調にいきすぎて怖い。でもベルトを獲ったからにはちゃんと倒すことが目標です」と、今後もKO職人ぶりを発揮したいと話した。
2018年のRISEのリング上で“競演”していた山田と星乃七夕さん また、試合後のマイクでは「話すつもりはなかったんですけれど…」と、2018年RISEラウンドガールの星乃七夕さんと5月に入籍していたことを発表。RISEの会場でナンパしたのではとの疑惑もかけられたが「元々は地元が一緒(愛媛県出身)なので知り合いだったんです。同級生の友だちと自分の妻が仲が良くて、その友だちを通じて知り合いました」と照れながら説明した。
今後については「空手の時から負けていないので、負けて得るものもあるけれど勝って得るものの方が大きい。勝ってなんぼの世界なので勝つことにを意識していきたいですね」と今後も無敗記録(10戦10勝7KO)を更新していきたいとし、「山口選手のSNSを見てWORLD SERIES(RISE世界トーナメント)を自分らの階級でもやるかもしれないみたいなことが書いてあったので、もしあるなら出てみたい。いろいろ強い選手とやってみたいです」と世界の強豪とも戦いたいと希望した。