キックボクシング
ニュース

【KNOCK OUT】キック2戦目で10・4メインに大抜擢の鈴木千裕「クロスポイント吉祥寺NO.1ハードパンチ」を叩き込み「KOします!」10・6メインの雅は「僕の覚悟を見に来てください。僕が勝ちます」

2019/09/29 15:09
【KNOCK OUT】キック2戦目で10・4メインに大抜擢の鈴木千裕「クロスポイント吉祥寺NO.1ハードパンチ」を叩き込み「KOします!」10・6メインの雅は「僕の覚悟を見に来てください。僕が勝ちます」

兄・宙樹(左)愛用のフライパンを曲げてしまった怪力の弟・千裕

2019年9月28日(土)東京・クロスポイント吉祥寺にて行われた10・4『KNOCK OUT×REBELS』&10・6『REBELS.63×KNOCK OUT』合同公開練習。

 先週、第一弾としてぱんちゃん璃奈、栗秋祥梧、芸人えっちゃん(吉本興業所属。10・4オープニングファイト出場)らが登場してギャラリーを大いにわかせたが、今回はさらに4組それぞれがネタを仕込む凝りようで集まったファンや関係者をわかせた。


 1組目は「津崎善郎vs CAZ JANJIRA」。CAZはカード発表会見で披露した「システマをスパーで見せたい」と、津崎に試合用8オンスグローブを着けさせてのスパー。真面目な津崎が手加減すると「遠慮してほしくない! システマを見せたいんでもっと欲しい!」と要求。すると津崎が鋭いローキックを放ち、CAZは思わず「うっ!」とシステマ使いにそぐわないうめき声をあげてしまう。


CAZ「自分自身めちゃくちゃ楽しみにしてます。一番盛り上がる試合になると思うので入場から終わりまで注目してください。メインに負けない試合をします」(10・6でUMAとのREBELS 67kg級王座決定戦)

津崎「吉田選手とは今回が3回目。最終決戦のつもりで、勝ってチャンピオンになります」(10・6で吉田英司とREBELSーMUAYTHAIスーパーウェルター級王座決定戦)


 2組目は「濱田巧vs津橋雅祥vs?」。まずスーパーフライ級の濱田は「キャリア最強の大﨑孔稀選手とやるのだから、大きな相手とやっておくべき」という山口プロデューサーの親心(?)からライト級の津橋とスパー。リーチ差をかいくぐり、得意のバックハンドブローを放つなど好調な動きを見せた濱田。すると「秘密兵器投入」と小笠原瑛作が加わり、なんと濱田に対して、津橋と小笠原が二人がかりで向かっていく。たまらず濱田は「助っ人を呼んできます!」とリングの外へ。


 数分後、現れたのは銀色の全身タイツの「ペプシマン」。驚愕する津橋と小笠原をあっと間になぎ倒して、寸劇は終了。濱田は「この衣装は8・18大田区総合体育館の入場で使うつもりだった」と告白。幸い、REBELSの部で両者同時入場だったために、大ケガ(?)は避けられた。


津橋「僕の目標はブレないんで『ももクロと会うこと』です。ゴン格を読んだら今回は2月11日・大田区総合体育館大会の査定試合ということで、僕の平成のテーマは『塩試合』でしたけど、令和は『激闘』を目標にして。今回はなんかしらで倒して、喋って、2月の大田区に出て、ももクロと会えるように頑張ります!」(10・6で大谷翔司と対戦)


濱田「千葉の濱田です! ペプシマンパワーを借りて、勝率が5%ぐらい上がったので、みなさんぜひ当日、会場にお越しください! 10月4日の入場はまたちょっと、別のを考えてるのでそれを楽しみに来てください。えへへへ」


 3組目は「雅駿介vs潘隆成(ぱん・りゅうそん)」。普通に、蹴りありスパーをして終わるかと思いきや、残り30秒で、お互いに全力でボディの叩き合い。両者とも顔をゆがめながら、それでも相手と正対してボディを空けて、相手の攻撃を受け、自分も全力で返す。互いの想定を遥かに越えた、意地の張り合い、根性比べとなった。


雅「今日のスパーが『ぱん選手』というからぱんちゃんだと思って来たら、潘隆成選手が来たんでテンパっちゃって(一同笑)。真面目なことを言うと、前回8月に良太郎さんと試合して、良太郎さんが怪我したということですぐオファー貰って、7週間ぐらい。たくさん練習して、いろんな対策をして、今、充実した日々を過ごしてます。これは勝って報われるかな、と思ってるんで。僕、絶対勝つんで。僕の覚悟を見に来てください」(10・6メインで、スアレック・ルークカムイとREBELS―MUAYTHAIライト級暫定王座決定戦)


 4組目は鈴木ブラザーズ(宙樹、千裕)。弟・千裕は、兄・宙樹が勝手にYouTubeチャンネル「ヒロズキッチン」(減量食や時短料理を披露)を開設したことに激怒。「合鍵持ってるんで、お兄ちゃん家のフライパンを持ってきました!」と言うやいなや、怪力でフライパン曲げに成功。これを見た宙樹は「弁償してくださいね」。


 続いて、宙樹の構えるドラムミットに次々と強打を叩き込む千裕。これを見ていた関係者は「重量級選手のようなパワーだ」と感心しきり。実際に「クロスポイント吉祥寺で一番パンチ力があるのは千裕」と言われているという。ベテラン、橋本悟のキャリアとテクニックを、千裕のパワーと若さが粉砕するか。


鈴木千裕「昨日のKNOCK OUTの番組を見ていただいた方は分かると思うんですけど、今、KOする気しかないんで。ガンガンパンチ打って、ガンガン蹴って、ちょっとでも隙があればKOを狙おうと思ってるんで。あとこの(胸に付けた)タトゥーシール、僕からチケットを買ってくれた人に配ってるんで、当日はこれを付けて、ぜひ一緒に戦ってください!」(10・4、メインイベントで橋本悟と対戦)

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント