2024年12月30日(月)神奈川・横浜武道館『KNOCK OUT K.O CLIMAX 2024』の全対戦カード&試合順が発表された。
KNOCK OUTの2024年を締めくくる“クライマックス”として開催されるキックボクシングのビッグマッチ。全21試合のトリを飾るのは、KNOCK OUT-BLACKウェルター級王座決定トーナメント決勝戦3分3R延長1Rの渡部太基(TEAM TEPPEN)vs.中島玲(フリー)。
両選手とも10月の1回戦で倒し倒されの激闘を演じ、後楽園ホールを大いに沸かせたことでメインに抜擢。渡部は勝っても負けてもこの試合で引退することを表明しており、中島はプロボクシング日本スーパーウェルター級暫定王座に続いてキックボクシングの王座を狙う。
【写真】新エースの久井はトーナメント優勝で2024年を締めくくれるか セミファイナルは「KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定トーナメント」の決勝戦。第5試合で行われる久井大夢(TEAM TAIMU/KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級&ライト級王者)vs.ピッチ・ソムパッツ(カンボジア/クンクメール)、第6試合で行われる下地奏人(RIOT GYM)vs.ロムイーサン・TIGER REON(タイ/REON Fighting sports GYM)の勝者同士が争う。
【写真】ヒジ打ちありの過酷なワンデートーナメントに挑む4選手 第13試合は「KICKBOXING JAPAN CUP スーパーバンタム級トーナメント」の決勝戦。第3試合の壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム/KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者)vs.前田大尊(マイウェイジム/KIフェザー級1位)、第4試合の古村光(FURUMURA-GYM/元KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者)vs.森岡悠樹(北流会君津ジム/スック・ワンキントーン・スーパーバンタム級王者)の勝者が、ヒジ打ちありの-55kg国内最強の座を懸けて戦う。
【写真】龍聖が再起戦でISKA世界王座獲りに挑む 第12試合では龍聖(Team KNOCK OUT)が、ISKA世界スーパーフェザー級(K-1ルール)王座決定戦3分5Rでブライアン・ガビオ(アルゼンチン)と対戦。
第9試合から第11試合には“究極打撃格闘技ルール”のKNOCK OUT-UNLIMTED(MMAから関節・絞め技を省いたパウンドやサッカーキックありのルール)の3試合が並ぶ。栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者)vs.カルロス・モタ(ブラジル/元LFAフライ級王者)、重森陽太(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-REDライト級王者)vs.倉本一真(リバーサルジム新宿MeWe/MAJESTIC)、バズーカ巧樹(菅原道場)vs.大沢文也(ザウルスプロモーション)と、予測不可能な注目試合が揃った。
第8試合ではスーパーファイトのKNOCK OUT-RED -58.0kg契約3分3R延長1Rで小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-REDフェザー級王者)vs.チョムラウン・クンクメール(カンボジア/クンクメール)、第7試合ではISKAインターコンチネンタルバンタム級(K-1ルール)王座決定戦3分5Rの古木誠也(G1 TEAM TAKAGI/KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王者)vs.ドスティン・オルティス(スペイン)が行われる。 なお、今大会より「REDルール」は全てオープンフィンガーグローブ着用となる。
キックボクサーたちの夢の舞台を目指して初開催される“12・30”。ビッグマッチが続いた12月のキックボクシング界のトリでどんな戦いが繰り広げられるのか。