2024年12月26日(木)東京・TDCホール『-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2024』(U-NEXT配信)の前日計量&記者会見が、25日(水)都内にて17:30より行われた。
メインイベントの70.0kg契約エキスパートクラスルール3分3R延長無制限Rで対戦する、SB世界スーパーウェルター級王者・海人(TEAM F.O.D)は69.25kg、GLORY世界ライト級3位ゲリック・ビレット(フランス)は69.75kgでそれぞれ計量をパス。
続いての会見でビレットは「明日は素晴らしい試合にしてみせる」、海人は「いろんな団体の選手が出てくれていろいろなルールの試合があって、その中で僕はメインでやらせてもらうし、GROUND ZEROはシュートボクシングのリングなので、シュートボクサーが一番記憶に残る試合をメインとしても他のシュートボクサーたちにも見せて欲しいと思います」とそれぞれ意気込み。
初めて顔を合わせた印象を聞かれると、ビレットは「とても有名な選手で明日の試合は侍との戦いだと感じている。必ず勝ちに行きたい」と海人を“侍”だと称する。海人は「目を合わせた時にファイターの目をしていたので、明日はなお倒してやろうという気持ちになりました」と闘志に火が付いたとする。
ビレットが「KOで倒すことしか考えていない。必ずアツい戦いになるのでぜひご覧ください」と言えば、海人も「倒すことだけです。GROUND ZEROという大きな大会でメインをやらせれもらっているので、僕が見せないといけないのは倒すことだけだと思っているのでそれをしっかり見せたい」と、両者ともKOすることしか考えてないとした。
ジェロム・レ・バンナに憧れている理由を改めて聞かれたビレットは「彼はスター以上の存在です。レジェンドだと思っています。同じフランス人として誇りです。この試合に勝つことで私の名前を日本の皆さんに多く知ってもらいたいと思います」と、バンナのように日本で成功したいとの野望を口にする。
一方、シーザー武志会長から「日本人の強さ見せて欲しい」との檄を受けた海人は「2024年はこのひと月だけでも世界は簡単じゃない、強い選手がいっぱいいるなって改めて思ったし、その中でも日本人はこんなものじゃないって思っています。自分は来年に向けてベスタティのことだけ思って仕上げていますが、それ以外でも世界に、日本の格闘家には70kgに海人がいることを見せていきたい。この階級も日本人選手がもっともっと見せて行くと思っています」と、ここから逆襲したいと誓う。
また、今回の試合で新しく試したいことはあるかと聞かれると「明日の試合に関しては倒すことだけ考えています。新しい技だったり、試合をしていく中で魅せることだったり試したいことが浮かんでくると思いますが、明日に関しては倒すことが一番だと思っているので、試すことは置いておいて明日は倒すことだけを考えてやります」と、倒すことだけにこだわってやりたいと語った。