「身の程を知れ!」と安保に対して俺様主義を発揮したガルシア
2024年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナ『RIZIN DECADE』の記者会見が、3日(火)都内にて行われた。
第1部で行われるRIZINスタンディングバウト特別ルール 153ポンド(69.4kg)契約2分8Rで対戦する、ライアン・ガルシア(米国)vs.安保瑠輝也(MFL team CLUB es)の記者会見として行われたが、なんと安保が寝坊。
リモートで出席したガルシアは「この機会に関して非常に興奮しています。安保がそこにいないのは驚きですが、自分としてはこの機会を使って世界中に自分のスキルを見せることが出来ることが出来て嬉しく思っています」と挨拶。
続いて東京への移動中での電話出席となった安保は「おはようございます。寝坊しました。でも気持ちとしては、俺はアメリカまで行ったのにあいつはそもそも日本に来てないし、そもそも失礼なのはアイツの方。やらかしたことは申し訳ないと思うので、この会見を盛り上げることに集中します。反省した顔しています」と、アメリカで行われた会見に自分は行ったのに、ガルシアが日本に来ないのは失礼だと逆ギレ。
会見に同席していた米国PPV配信FANMIOのソロモン氏も「私はわざわざアメリカから飛んできて、この会見のために時間を費やしているのに安保選手が来ていないのはどういうことだ。自分はちゃんと朝起きれたぞ」と問いかけると、安保は「ごめんなさい。僕は昨日の夜の時点でもしかしたらガルシアが日本に来れないと聞いて、コイツなめとんのかと思って。その時点で俺だけ頑張って会見場に現れて、なめられてるのがムカついて起きた時に眠たいからもう1回寝たろかなと思って2度寝しちゃいましたね。試合は100パーセント盛り上げるし、エキサイティングな試合をするのでそれは期待してください。大反省します」と、ガルシアが来ないことにムカついて2度寝してしまったと弁明した。
これにガルシアは「安保選手は自分の立場がBサイドということで気の毒に思いますね。ナンバーワンの対戦相手と対戦するのはこういうことなんだとよく覚えておきなさい」と、お前と自分では立場が違うと言い放つ。
安保はこの言葉に怒った様子で「AサイドとかBサイドとか知らんけど、試合を盛り上げようとせず、体重を守らず、お前の何がプロやねん」とまくしたてる。ガルシアが「安保、黙れ」と言えば安保は「フェイクキング」と日米でリモートの言い合いが始まった。
ガルシアも怒りの表情を浮かべ「身の程を知れ。お前がBサイドだ。言われたことをやれ。会見に出るべきだ。お前は俺のやってることに乗っかっているだけだ。黙れ」と言い、安保は「お前がアメリカから日本に来るべきだ」と言い返す。
これにガルシアは「俺はやりたいことをやるだけだ。お前はそれについてくるだけなんだ。言われたことをやって試合をやればいいんだ。試合で思い切りボコボコにしてやるので、それを楽しみにしていろ。俺はいろいろイライラが溜まっているから、それを試合でお前に発散してやる」と、お前は言われたことだけやっていろとし、このイライラを試合でぶつけてやると宣告した。