2024年10月19日(土)神奈川・横浜BUNTAI『JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE』(U-NEXT配信)の前日記者会見が、18日(金)神奈川県内にて行われた。
巌流島ルール無差別級3分3Rで対戦する、照強(相撲)と城戸康裕(キックボクシング/谷山ジム)が初顔合わせした。
中国で行われた記者会見に出席し、昨日の夜に帰国したばかりという城戸は「マジで6日前ですよね、決まったのは。本当にコンディションとか、昨日の夜まで中国にいましたし、街で声かけられて『ちょっと試合しない?』と言われた感じです。初めてだらけなんですよ。OFGなんて着けたことない。さっき初めてはめました。グラップリング、やったことない。それに閉所恐怖症。前にYouTubeで矢地くんに(寝技を)やってもらって乗っかられた時に何も絞められていないのにタップしました。あと押し出し。かなうわけないでしょ、力士でしょう? 絶対に無理よ」と、弱気なコメントを連発。
さらには「寝技と押し出しで負けた場合はウィキペディアの戦績には絶対に載せない。ただ、パンチで負けたらしょうがないですよ。でも押し出しや寝技はなかったことにするよね。寝技も押し出しもやらないでしょう? 立ち技で戦ってほしいな~お願いしますよ」と、照強に立ち技だけで戦って欲しいと懇願する。
照強は「試合が決まったのが6日前ということで、体重差があるにもかかわらず試合を受けてくれた城戸選手には感謝しかありません。試合が出来るか相手が決まらなくて不安だったんですが、城戸選手のおかげで試合が出来るのをありがたく思います。終わったらうまいちゃんこでも両国で食べましょう。盛り上げましょう」と挨拶。
城戸の立ち技だけで戦ってくれとの提案には「盛り上げるという意味で、見ててくれたらと思います」と回答せず。城戸が食い下がると「寝技は15秒だけですよ」と、それくらい耐えられるでしょうと照強。
城戸は「押し出さないでね、面白くないでしょう。コントだよね」と押し出しも無しにしてくれと言うと、照強は「こんなに飛ぶのかっていうのを見せたら盛り上がりますよね」と場外へ吹っ飛ばすとする。
どちらが自分の持ち味を出して勝利することが出来るか。