ONE Championshipが新計量ルールを実施。新たな罰金制度を導入
ONE Championshipは、計量およびハイドレーションテストのシステムに新しい規約を導入した。変更は2024年10月5日(土)タイ・ルンピニースタジアムで開催される『ONE Fight Night 25』イベントから開始されている。
5日の大会から、公式計量の「3時間」の検査時間の「最初の1時間」以内にハイドレーションテストや体重測定に合格しない選手には、契約したファイトマネーの20パーセントの罰金が科せられる。
しかし「残り2時間以内」にハイドレーションテストと計量に合格すれば、試合は続行され、罰金の20パーセントは、対戦相手が選んだ慈善団体に寄付される。
選手が3時間内に、ハイドレーションテストパスしたものの、体重が基準に達しなかった場合、軽い方の選手の「公式体重の105%以内」であれば、対戦相手とキャッチウェイトの交渉をすることができる。
ハイドレーションテストをパスしない場合、または選手がキャッチウェイトの体重制限の105%を超えた場合、試合はキャンセルされる。
これまでは、計量&ハイドレーションテストに失敗したとしても、規定時間を過ぎてハイドレーションをパスし、相手の体重の105%以内であればキャッチウェイト戦の交渉は可能だった。その際、賞金の一部を対戦相手に譲ることになるが、プロモーションから罰金を科されることはなかった。
新しい規則によれば、ONEの公式計量とハイドレーションテストは、イベント開始時刻の24時間から48時間前に実施される。