2024年9月8日(日)神奈川・横浜BUNTAI『RUF presents RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA』の前日計量&記者会見が、7日(土)都内にて13:00より行われた。
志朗はリミットちょうどの55.0kg、田丸は54.95kgでそれぞれ計量をパス。
タイトルマッチ調印式を終えると、伊藤隆RISE代表は「ビッグマッチのメインは想像を超えるような試合をしないといけないし、この2人なら出来ると思っています。世界タイトルマッチにふさわしい試合を期待します」と両者に期待の言葉をかけた。
続いて田丸は「3月の続きが出来るのが楽しみです。僕に期待してください」、志朗は「すぐ半年後に再戦できて、続きではありますが5Rで自分が世界王者であるところを見せたい」とそれぞれ意気込み。
伊藤代表からの「想像を超える試合を」との言葉をどう思ったかと聞かれると、田丸は「正直この両者を見た時に、何かやってくれる期待感を持てるのは僕だと思うので。圧倒的に何もさせず、志朗選手が焦る顔を見せたり、KOやダウンで明確な差を見せて勝つのが一番面白いと思います」と言い放つ。
対する志朗は「軽量級が少ない中でメインなので、勝ち方を意識したい。長いラウンドとかも練習してきて、今まで見せたことがない動きも練習してきたので、自分への期待があります」と、自分こそが想像を超える動きを見せるとした。
前回対戦時とのモチベーションの違いはあるかと聞かれると、「前回のタイミングでは、なぜ俺がこの試合をしないと行けないんだろうと思っていたんですが、無効試合になってモヤモヤが残ったので、白黒はっきりさせて軽量級の中心が誰になるのか。はっきりさせます」と、前回とは全く違うモチベーションが高まったとする。
志朗は「防衛してからが本当の王者になる。しっかり防衛してから世界王者になったと胸を張って言えると思います」と、今回防衛してこそ真の王者になれることをモチベーションにしているとした。
RISEの世界王者はどんな選手がふさわしいと思うか。その問いに田丸は「強いのはもちろん、ベルトを獲ってからその選手がどこまで行くんだろう、その期待感が大事だと思っていて。志朗選手がベルトを持っていてもパッとしない。俺がベルトを巻いたら田丸はどこまで行くんだろう、どんなステージへ行くんだろうと期待感を持てると思うので、そういう選手が持つべきベルトだと思います」と、自分こそがふさわしいと言ってのける。
これに志朗は「世界王者は自分とチャド・コリンズ選手の2人だけ。1試合1試合に責任感が持てますし、RISEだけでなくキックボクシングを背負っていく必要がある。そういう責任感のあるベルトだと思っています」と、このベルトを巻いた人間がキックボクシングを背負っていく存在にならなければいけないと答えた。
田丸が「僕はマジで仕上がりめちゃ良くて、さっき向かい合った時に3月の感覚よりも志朗選手は目がくぼんでいてめっちゃ体調悪そうに見えたんですけれど、明日大丈夫ですか?」と聞くと、志朗は笑みを浮かべて「絶好調です」と返答。
これに田丸は「絶好調みたいなので分からないですけれど、僕は100%に近い高確率でダウンを取れると思っています」と自信のコメント。
しかし、志朗は「3月の時のスパーリングパートナーは身長が高かったり体格が違ったんですけれど、今回は練習パートナーにも恵まれて体格が近い相手とキックボクシングとボクシングの両方でスパーリングが出来て。向かい合った時にこのくらいの身長だったらちょうどいいなというのが経験できたので、明日KO出来る確率は100%に近いと向かい合って感じました」と、絶対の自信を口にした。