カセレスがラテスクをKO(C)GLORY
GLORY 94
2024年8月31日(土・現地時間)ベルギー・ロットアリーナ
メインイベントでは爆発的なフィニッシュが約束され、それが実現した。若いセム・カセレスが1Rにボディショットでステファン・ラテスクを倒し、今年GLORYで2試合連続のKO勝利を飾った。
コー・メインイベントでは、いつもエキサイティングなベルジャン・ペポシが、3Rでダイナミックなアユーブ・ブーラスを破り、またもや「ファイト・オブ・ザ・イヤー」候補となった。
イタリアのアンジェロ・ヴォルペは、国際的なムエタイのスーパースター、ユセフ・ブガネムに判定勝ちを収め、この夜の大逆転劇、そしてキャリア最大の勝利を飾った。
元ミドル級タイトル・コンテンダーのセルカン・オズカグライヤンは、勇敢な同郷のヒーロー、ジェンテ・ナマディムを終始圧倒し、勝ち星を手にした。
ライトヘビー級の新星モリー・クロマは、元王座挑戦者のモハメド・アミンを飛びヒザ蹴りでKOし、アリーナを沸かせた。
メインカードでは、ニコ'ビッグセクシー'オルタがソフィアン・ラドウーニを下してGLORY初勝利を挙げ、ジェイ・オーバーメールが3連敗を止め、トッププロスペクトのユネス・スマイリがGLORYデビュー戦を勝利で飾った。
プレリムカードも終始アクション満載だった。ハウス・オブ・GLORYの勝者アンワル・オウルデ・チャイブは、セドリック・トゥシュを判定で下し、GLORY初勝利を挙げた。ポルトガルのアンドレ・サントスはGLORYデビュー戦でアダム・エル・ハンモウチを破滅的なKOで下した。地元ファイターのカリム・タケ、スフィアン・エル・ハンモウチ、イスマイル・アヤディはそれぞれの試合でTKO勝ちを収めた。
▼メインイベント ライトヘビー級 3分3R
〇セム・カセレス(トルコ/同級8位)
KO 1R 2分08秒 ※ボディブロー
ステファン・ラテスク(ルーマニア/同級4位)
▼コー・メイン フェザー級3分3R
〇ベルジャン・ペポシ(アルバニア/同級4位)
判定5-0 ※29-28×5
×アユーブ・ブーラス
▼第11試合 キャッチウェイト(-72kg)3分3R
×ユセフ・ブガネム(ベルギー/モロッコ)
判定1-4 ※28-29×4、29-28
〇アンジェロ・ヴォルペ(イタリア)
▼第10試合 ミドル級 3分3R
〇セルカン・オズカグライヤン(トルコ/同級4位)
判定5-0 ※30-24×5
×ジェンテ・ンナマディム(ベルギー)
▼第9試合 ヘビー級 3分3R
×ソフィアン・ラドウーニ(フランス/同級5位)
判定0-5 ※28-29×5
〇ニコ・“Big Sexy”・ホルタ(カーボベルデ)
▼第8試合 ウェルター級 3分3R
〇ジェイ・オーバーメール(オランダ/同級6位)
KO 2R 1分18秒
×イスマイル・ウズグニ(モロッコ/同級8位)
▼第7試合 ライトヘビー級 3分3R
×モハメド・アミン(モロッコ)
KO 2R 2分59秒 ※飛びヒザ蹴り
〇モリー・クロマ(ギニア/同級10位)
▼第6試合 キャッチウェイト(-73kg)3分3R
×ジェームズ・コンデ(フランス)
判定0-5 ※27-30×3、28-29×2
〇ユネス・スマイリ(モロッコ)
▼第5試合 ウェルター級 3分3R
〇アンワル・オウルデ・チャイブ(モロッコ)
判定5-0 ※30-26×5
×セドリック・トゥシュ(フランス)
▼第4試合 フェザー級 3分3R
×アダム・エル・ハムーチ(モロッコ)
KO 2R 1分59秒
〇アンドレ・サントス(ポルトガル)
▼第3試合 ミドル級 3分3R
〇カリム・タケット(ベルギー)
TKO 1R 1分35秒
×ラフマニ・マダニ(ベルギー)
▼第2試合 キャッチウェイト(-72kg)3分3R
×アルマン・ハンバリアン(アルメニア/GLORY世界ライト級9位)
TKO 3R 2分38秒 ※セコンドからのタオル投入
〇ユーセフ・エル・ハジ(モロッコ)
▼第1試合 ウェルター級 3分3R
〇イスマイル・アヤディ(ベルギー)
TKO 2R 2分45秒 ※4ノックダウン
×アブデラ・ウーサイード(フランス)