シュートボクシング
インタビュー

【シュートボクシング】OFGに目覚めた内藤凌太「個人的には意外と向いてるんじゃないかなと。投げやすいし、絞めやすい」

2024/08/11 16:08
 2024年8月17日(土)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2024 act.4』(U-NEXT配信)にて、ウー・ジウォン(韓国/TEAM HON)とオープンフィンガーグローブマッチで対戦するSB日本フェザー級4位・内藤凌太(BELLWOOD FIGHT TEAM)のインタビューが主催者を通じて届いた。  前回4月大会では手塚翔太の欠場で急遽、代替出場で一階上の山浦俊一に判定勝ちを収めた。念願のSBタイトル奪取に向け、今回対戦するMMAファイター撃破で弾みをつけたいという。 今回いい勝ち方をして次期タイトル挑戦者になるためにアピール ――前回4月のシリーズ第二戦では、手塚翔太選手の怪我による欠場で代役として出場し、山浦俊一選手に判定勝ちでした。 「急遽決まった試合で、さらに一階級上の選手でしたが、なんとか勝つことができて良かったです。試合では山浦選手はムエタイベースだけに首相撲がすごく強く、組んだ時の投げの対処が巧かったですね。打撃の攻防の中では、それほど階級差は感じなかったです」 ――3Rに首投げでシュートポイントを奪いましたが、シュートボクサーとしての意地でした? 「そうですね。2Rまではイーブンだったので、ポイント差を付けたいと思って気合いで投げました」 ――後半、疲れているように見えたのですが、階級差は特に関係なかったんですか。 「ポイントをどうしても欲しくて、組みの展開が多くなり、体力的に疲れたのかなと思います」 ――初のオープンフィンガーグローブ(以下OFG)マッチに関しては? 「OFGの試合は楽しかったですね。通常のグローブにはグローブの良さがあって、OFGにはOFGの良さがあるんですけど、個人的にはOFGの方が意外と向いてるんじゃないかなと。自分はあんまり派手な打ち合いをするタイプじゃないだけに、OFGで大丈夫がと周りから言われたりはしたんですけど、自分は頭を振るタイプだけに相手のパンチも当たらないので、結構もらわずにやりやすかったなと感じました。あと、OFGだと投げやすいというのもありますし、前回は使わなかったですけど、絞めやすいとも思います。観てくれてた人からはOFGは向いてるねと言われたのでやって良かったかなと」 ――次の相手、ウー・ジウォンについてはどのくらい情報を入手していますか。 「6月のSBに出た笹木一磨選手との試合動画を見た程度ですね。気持ちが強くて、ガンガン前に来るタイプだなと思いました。キックボクサーとは違うパンチを出していて、自分がMMAの選手と試合するのは初めてで、キックボクサーとは違うリズムだと思うので、そのリズムに戸惑わないように気をつけます。あと、今回OFGマッチということで、向こうも使い慣れているのかなと。投げにも気をつけたいと思いますが、自分は対処できる自信があります」 ――ここで勝って次に見据えているものはありますか。 「どうしてもSBのベルトが欲しいので、次期タイトル挑戦者になるためにも今回いい勝ち方をしてアピールします」 ――やるとしたら川上叶選手か魁斗選手になりますね。 「どちらでもいいのですが、魁斗選手とやらせてほしいと思います。魁斗選手も同じ日に試合するので、アピールできたらいいなと」 ――川上選手には眼中にないと? 「川上選手もいいんですけど、魁斗選手だと結構噛み合う試合ができそうなので。二人ともすごくテクニックがあって、他団体でも通用している強い選手だと思いますが、僕自身の能力をしっかり発揮すれば勝てる相手だと思いますし、そういう強い選手に勝たないと意味がないと思っているので、今回しっかり勝って挑んでいきたいと思います」 ――最後にファンにメッセージをお願いします。 「前回と同じくOFGマッチですが、今回しっかり勝つことはもちろん、内容にもしっかりこだわって皆さんが盛り上がる試合をしたいと思います」
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