2024年7月28日にさいたまスーパーアリーナで開催された『Yogibo presents 超RIZIN.3』にて、第9試合のフェザー級(66.0kg)5分3Rで斎藤裕(パラエストラ小岩)を2R4分19秒、KOした久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)が8月9日(金)に自身のYouTubeチャンネルを更新した。
【写真】動画の中ではコーナーに押し込まれた時の対処法も練習し、それも上手くハマったと説明「まだ自分でも信じられない。勝つために練習したのですが、こういう練習通りの結果になって」と、練習してきたものが試合中に当てはまることがたくさんあったと振り返る。
【写真】このシーンに関しての説明もあり「本当に練習通りにいった」(久保)「僕は人の2倍3倍の速度で成長するんですね。なぜかというとそれだけの労力だったり、効率のいいトレーニングをやったりとか、そういうのを踏んでいるからですね。向こうはキャリアが30戦以上あってそんなに強くなっていないと思うけれど、僕はキャリアが浅い分ノビシロがあると思っているんですよ。なおかつ人の3倍練習する。それを心がけたら3倍成長スピードが早くなるわけじゃないですか。だから結果的に斎藤選手に勝つことが出来たんじゃないかなと思っています」と、試合が発表されてから試合までの期間で別人のように成長したという。
そんな久保が、フィニッシュとなった三日月蹴り風の蹴りについて話した。
「実はあれは、軌道的には三日月蹴りではないんですよ。軌道的には映像を見てもらえれば分かるんですけれど、真っ直ぐなんですね。前蹴りとも違うんですよ。三日月蹴りは斜め45度からミドルのような軌道で蹴るんですけれど、今回のヤツは真っ直ぐ下から上に蹴る」と、中足で蹴るが三日月とは蹴り方が違うのだと説明。
「これはストレートキックっていう…『あきらをプロデュース』ってアカウント知ってます? ふざけてるのか本気でやっているのか分からないけれど面白い、シャドーをやったりするアカウントがあるんですよ。それを見てたらストレートキックっていうのをやっていたんですよ。それを見てヒントを得たっていうか。
これはもしかして、前蹴りでもないし、三日月でもないし、そこの軌道で行くとこれ…三日月蹴りって自爆しやすいんですよ。ボディ効いた選手って脇を締めますから。だから僕も2回くらい小指を骨折しているんですよ。だからその軌道だとヒジに指が当たらないっていう、そういうメリットがある蹴りっていうのをそのアカウントからヒントを得て。だからストレートキックって名づけましょうか」と、YouTuberの動きからヒントを得たものだったと明かした。