MMA
インタビュー

【超RIZIN】“怪物くん”鈴木博昭とYA-MANが額を押し付け合うフェイスオフ「先に仕留める匂いを嗅ぎつけた方が終わらせる」(鈴木)

2024/07/27 23:07
 2024年7月28日(日)さいたまスーパーアリーナ『Yogibo presents 超RIZIN.3』の前日公開計量が、27日(土)都内にて15:30より行われた。  第3試合で対戦する鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)とYA-MAN(TARGET SHIBUYA)は、フェイスオフになると鈴木が不敵な笑みを浮かべ、睨みつけるYA-MANとどんどん距離が近くなり最後は額を押し付け合ったところでスタッフが止めに入った。 だてに年とってないぞ  2024年7月28日(日)さいたまスーパーアリーナ『Yogibo presents 超RIZIN.3』に出場する全選手の個別インタビューが、26日(金)都内にて行われた。  フェザー級(66.0kg)5分3RでYA-MAN(TARGET SHIBUYA)と対戦する鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)は「特に何も考えてないです。ただ戦いたいだけです。シバきあってお互い決着。判定までは行きたくないですよね。毎回同じこと言ってるので、想いは変わらないのでそれをしに行きます」と、どちらが勝っても判定決着にはしたくないと予告。 「テーマは全部出し合って仕留め合いしようぜ、ということ。長らく打撃でやっているから最終的にはそこなんじゃないかなと思っています。いざ切羽詰まった緊急事態になった時に何が出るんだろうなって。その緊急事態を楽しみたいと思います」と、ピンチに陥るのが楽しみだと舌なめずり。  YA-MANが「気持ちと気持ちのぶつかり合い」になると話したことに「僕はなんやかんやいろいろな人生経験もあるので、そういう意味ではよっぽど負けないぞって言いたい。人間力の勝負で言ったら最高だよって。だてに年とってないぞ、今年40だぞ、いろいろやってきたぞと。格闘技ってそういうものだと思うので、練習してきたことや今までの想いが試合に出る。人間同士の戦いなので、あなたと僕が培ったものを出し合おう、と。戦いましょうと言いたい」と、気持ちのぶつかり合い上等だと返答。  この試合は当初、4月の『RIZIN.46』で決まっていたが、YA-MANの練習中の負傷(内側側副靱帯と前十字靭帯の損傷・全治2カ月)により中止となった。期間が空いたことについては「僕は時間をかければかけるほど、日常的に練習しているので強くなっている。当たり前に強いです。マイナスになったことはジムの移転作業とか仕事がもろもろ被ったことくらい(笑)。でもがっつり練習できたので、4月よりしっかり練習できたので強いかなと自分でも思いますよ」と、4月よりも確実に強くなっているとした。  2連続KO勝ちの要因を聞かれると「練習環境が整ってきたし、練習相手もいるし、サトシもクレベルも僕も強くなって相乗効果しかない。発展途上のジムだと思うので、私たちはどんどん強くなっていきますよ」と、チームとして全体が強くなっているとする。  12月で40歳になる怪物くん。いまだに進化を続けられる理由には「年をくったりベテランになると、いろいろな知識でどうにかカバーしようとして、ベースを頑張ることを忘れていくのでそこを一番意識しています。頑張り方がどの人を見ても変わっているというか。だから、苦しい時だからこそ頑張る。どの人を見ても頑張れなくなるので、頑張れなくなったらその人は終わり。僕はそれをやれているので苦しい時でも退かない。だからここに立っています」と、頑張ることだとシンプルに答えた。  そして「先に仕留める匂いを嗅ぎつけた方が終わらせる。フィニッシュ出来る。だからフィニッシュし合いたいですね。自分はKOの匂いがした瞬間に気づいたら終わっていることが多いので、それを考えない方がいいなっていうのが僕の答えです」と、先にKOの匂いを嗅ぎつけた方がフィニッシュすると語った。
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