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【RISE】宮﨑小雪が後楽園ホールを“小雪ワールド”に染める「必ず倒してインパクトのある勝ち方をしたい」、元ボクシング世界王者サムサンは「蹴りは怖くない」

2024/07/25 16:07
 2024年7月26日(金)東京・後楽園ホール『RISE 180』の前日計量&記者会見が、25日(木)都内にて14:00より行われた。  メインイベントのSuper Fight!アトム級(-46kg)3分3R延長1Rで対戦する、RISE QUEENアトム級王者・宮﨑小雪(TRY HARD GYM)は45.8kg、元プロボクシングWBC女子世界ライトフライ級王者サムサン・C2M MUAYTHAI&FITNESS(タイ/C2M MUAYTHAI)は45.95kgでそれぞれ計量をパス。  伊藤隆RISE代表は「勢いある選手同士の試合、ランキング戦、そして女子の試合が4試合。RISE女子盛り上がっています。前回、小林愛理奈と小林愛三に続いて今年2度目の女子がメインになります。今後盛り上げていって近い将来女子だけのイベントをやりたいと思っているので、前回の小林対決に負けないような試合をしてもらいたい。小雪の世界へ向けての戦いでもあるので、そこを見届けていきたい。サムサンが勝つことがあれば次回タイトルマッチになることもある。RISE女子は凄いことを見せてもらいたい」と挨拶。  サムサンは「明日は全力を出します。負けるか勝つかは分からないが、頑張ります」と全力ファイトを誓い、宮﨑は「勝つために、最高の景色を見るために自分に負けずコツコツ積み重ねてきました。勝って自分がやってきたことが正解だったという日にしたい。いい試合内容で勝って世界タイトルを作ってもらえるようにアピールしたい」との意気込み。  計量で顔を合わせた印象を聞かれると、サムサンは「あまり話すことはないです。自分のベストを尽くします」とし、宮﨑は「身体が締まっている印象を持ちました」と評する。  サムサンはキックボクシングの試合でボクシングテクニックをどう発揮するつもりかとの質問に、「今までの経験が明日全部使えるように頑張ります。キックボクシングの試合は初めてで、自分が下だと思っている。ボクシングスキルはいろいろ使います」と答える。  宮﨑は改めてメインの心意気を聞かれると「メインに選ばれたからには、やるべきことは決まっているし、どの選手よりもいい勝ち方をしないといけない。でも、そこでブレたらお終いだと思うので、自分を貫きつついつも通りブレずに戦っていい形で締めたいと思います」と、自分の役割は分かっているがブレるようなことはしないと自分を貫くと宣言。  最高の景色とはどんなものかと聞かれると「KOで勝つことだと思うので、必ず倒してインパクトのある勝ち方をしたいと思います」とKOで勝つことだとした。  サムサンの蹴りのテクニックが気になるところだが、サムサンは「蹴られることを全然怖がっていないので、明日見てください」と宮﨑の蹴りは怖くないと余裕の表情。「今までの試合も怖がることはなかったです。緊張はもちろんしている。緊張は毎回あります。でも初めてキックボクシングの試合に出ることは嬉しいです」と笑顔で答える。  プロボクシングで43勝(25KO)6敗の戦績を持っているだけに、自信と余裕を感じさせるサムサンに、宮﨑は「ボクシングの世界王者なのでさすがだと思いますが、今回はRISEの試合でRISE王者は私なので私が勝ちます」と、これはボクシングの試合ではないと言い放つ。  伊藤代表からは小林対決に負けないような試合を、との話があったが「特に意識することはなくて、お二人はお二人らしい試合、私は私って感じです」と、スタイルが違う2人とはまた違う試合をするとした。  そして「後楽園ホールを小雪ワールドに染めたいと思います」と、自分のテクニックで魅了したいと語った。
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