ミクロ級でも試合ができそうだとつぶやいた古瀬。初代王座決定トーナメントに名乗りをあげるか
女子総合格闘技『DEEP JEWELS』で2018年9月から新設された最軽量級のミクロ級（-44.0kg）戦線が活発化しそうな予感だ。
女王の座はまだ渡さない、と王座獲りに意欲を燃やすしなし
すでにDEEP女子フライ級王者しなしさとこ（フリー）が「ミクロ級のベルトができたらそれを獲りに行きます」と宣言している。しなしは-44.0kgでも増量するほどでありながら45kg以上、時には60kg契約での試合もあったというほどでほぼ無差別級の戦いを強いられてきた。それがプロ格闘家生活18年目、42歳にして適正階級に近いミクロ級ができたことで「まだまだ44kgの座ではどく気がない」と世代交代をさせるつもりはないと断言している。
まだプロ1戦ながら関係者から潜在能力を高く評価されているKOTORI
佐伯繁DEEP代表は来年のDEEP JEWELS最初の大会からDEEP JEWELSミクロ級王座決定トーナメントを開催する計画があることを明らかにし、しなしが保持するDEEP女子フライ級王座のリミットを-45.0kgから-44.0kgに変更し、しなしとトーナメント優勝者による王座統一戦を行うプランも話している。
山崎桃子（左）とにっせー（右）は9月大会で対戦してにっせーが勝利
現在、ミクロ級で試合をしている主要選手はKOTORI（格闘空手勇拳会）、にっせー（総合格闘技道場闘心）、山崎桃子（リバーサルジム 横浜グランドスラム）、武井藍（本宮塾）、玉田育子（AACC）、マドレーヌ（メルヘン王国#FIGHTTEAMミチバ）など。王座が新設されるとなれば、ひとつ上のアトム級（-47.6kg）からも名乗りをあげる選手が出てくると思われるが、早くも古瀬美月（Y&K MMA ACADEMY）がミクロ級戦線参戦をにおわせた。
プロレスラーとしても活動する人気者マドレーヌもミクロ級戦線に食い込んでくるか
古瀬は9月8日（日）東京・竹芝ニューピアホール『skyticket Presents DEEP 91 IMPACT』で坂本美香(Fight HOLIC)と対戦するが、8月29日に「今回は5日間で落としてみる」と減量について書き、計量2日前の5日（木）には「これならアトムも余裕だし、頑張ればミクロ級まで落とせるんじゃないかな」と、ミクロ級でも試合ができそうだと自身のSNSに投稿している。
古瀬がミクロ級に参戦となればさらに活性化しそうだが、果たして。
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