2月にKNOCK OUTでTKO負けを喫した森井(左)が、再起戦で連勝中の原口と対戦
2019年11月17日(日)岡山・岡山市総合文化体育館メインアリーナ『JAPAN KICKBOXING INNOVATION 認定 第6回岡山ジム主催興行』の追加対戦カードが発表された。
注目の日本人対決が実現。元KNOCK OUTライト級王者・森井洋介(野良犬道場)とRISEライト級2位・原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)が激突。
森井は国内ライト級屈指のハードパンチャーで、近年はKNOCK OUTのエースとして活躍。2016年9月の旗揚げ会見スペシャルマッチから今年2月までに11勝(9KO)2敗1分という戦績を残した。今回は2月のチャンヒョン・リー戦以来の再起戦となる。戦績は43勝(29KO)9敗5分。
対する原口は空手出身で、高校からはボクシングを始めて17歳でプロデビューし、2016年西日本新人王決定トーナメントで準決勝進出。2017年にキックボクシングでプロデビューすると、わずか2戦目でACCELフェザー級王者となり、翌年(2018年)のRoad to RIZINキックトーナメントでMOMOTARO、宮崎就斗を破り見事優勝。RIZINの大舞台では元K-1世界王者・大雅を相手に判定1-0(1ポイントは原口)でドロー。今年に入ってからはRISEで外国人選手相手に初回KOが2回、ライト級トップの北井智大にも判定勝ちと9戦負けなしの波にのっている。戦績は11勝(7KO)1敗1分。
また、原口は9月16日のRISE幕張メッセ大会で森井が2RでTKO負けしたチャンヒョン・リーとの対戦が決まっており、この結果を受けて今回の森井戦となる。
原口は自身のSNSで「なんと森井洋介選手と試合決まりました。 チャンヒョンさんで頭いっぱいなので発表しませんでしたが、公式が発表されたので発表させて頂きました。 ヤバイ2試合ですが2人に勝って一気に名前上げてやる!」との野望を綴っている。
殺傷能力のある空手仕込みの蹴りを得意とする原口がまたしても大物を喰うのか、それとも森井が格の違いを見せつけるのか。KO必至の大注目日本人対決となった。
王者・番長(左)に太聖が挑戦
さらに、INNOVATIONウェルター級タイトルマッチ3分5Rとして、王者・番長兇侍(Hard worker/JAPAN KICKBOXING INNOVATION)が挑戦者・太聖(岡山ジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION)を迎えての初防衛戦を行う。
フルスイングの一発強打を持つ番長は今年5月19日、INNOVATIONウェルター級王座決定戦にて太聖を接戦で破り初戴冠。トリッキーファイターの太聖とは昨年9月8日にINNOVATIONウェルター級王座次期挑戦者決定戦で初対戦しており、この時は太聖が判定2-1で勝利を収めている。
1勝1敗からの決着戦で迎えるタイトルマッチ。2人は連戦のうちに「ズッ友(ずっと友達)」と言い合うほどの絆を深める親友同士でもあるという。決着戦に勝利して友人に手を上げられるのはどっちだ。
<決定対戦カード>
▼61.5kg契約 3分5R ヒジ打ちあり、首相撲無制限
森井洋介(野良犬道場/元KNOCK OUTライト級王者、元全日本スーパーフェザー級王者、元WBCムエタイ日本フェザー級王者、元WPMF日本フェザー級王者、元Bigbangスーパーフェザー級王者)
原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/Road to RIZINキックトーナメント優勝、元ACCELフェザー級王者)
▼INNOVATIONウェルター級タイトルマッチ 3分5R ヒジ打ちあり、首相撲無制限
番長兇侍(Hard worker/JAPAN KICKBOXING INNOVATION/王者)
太聖(岡山ジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION/挑戦者)