NJKF(ニュージャパンキックボクシング連盟)をホームリングに、KNOCK OUTやREBELSで活躍するWBCムエタイ・インターナショナル・ライト級王者の宮越慶二郎(拳粋会)が、自身のSNSにて衝撃発言。
8月のKNOCK OUTでは鈴木(左)をTKOに葬った 宮越は9月4日(水)夜、自身のSNSに「大晦日RIZINに出れたら引退します!! やり残したことは大晦日に試合をするという事だけ。子供の頃から大晦日は格闘技を見ていた。観る側から魅せる側へ行きたい。なぜなら俺は魅せる側の人間だから」と投稿した。
宮越は幼少の頃から空手、キックボクシングを元プロキックボクサーの父(ベニー・ユキーデと戦った内藤武)に習い、2008年にプロデビュー。2011年にNJKFライト級王座を獲得すると、以後NJKFのエースとして活躍。2013年にWBCムエタイ日本統一ライト級王座、2015年にWBCムエタイ・インター王座を獲得した。その後は中国のクンルンファイトや他団体へと活動の幅を広げ、シュートボクシングの海人、新日本キックボクシング協会の重森陽太など各団体のエース級と拳を交えてきた。
4月のREBELSでは勝次(右)と後楽園ホールを揺るがす激闘を演じた 昨年12月にスアレック、4月に新日本キックボクシング協会日本ライト級王者・勝次、8月に鈴木真治と強豪を連破して絶好調だ。
宮越はかねてから「大晦日のRIZINに出たい」と出場をアピールしているが、キックボクシングの試合が多数組まれるようになったRIZINから現在まで出場オファーはない。同じ投稿では「12月30日まで毎日ツイートします」と、最後の最後まで出場を諦めずにアピールするつもりだと宣言している。宮越のアピールはRIZINへと届くか。