2019年11月17日(日)岡山・岡山市総合文化体育館メインアリーナ『JAPAN KICKBOXING INNOVATION 認定 第6回岡山ジム主催興行』の主要対戦カードが発表された。WPMFダブル世界タイトルマッチが決定。
Girls S-cup世界王者イリアーナ(右)を破った4月以来の試合となる小林 WPMF女子世界フライ級(50.8kg)タイトルマッチ 3分5Rで、王者タナンチャノック・ゲーオサムリット(タイ)に初代ムエタイオープン女子フライ級王者・小林愛三(NEXTLEVEL渋谷ジム)が挑戦する。
タナンチャノックはムエタイの名門ゲーオサムリットジム所属で、WPMF世界女子ライトフライ級王者、タイ国プロムエタイ協会女子フライ級王者にもなった三冠王。昨年12月の岡山ジム主催興行で前王者・白築杏奈を左右ミドルとヒザ蹴りで判定に破り、王座に就いた。
小林は2015年2月にプロデビューすると、2018年7月にシュートボクシングの試合でイリアーナ・ヴァレンティーノに敗れるまで13戦無敗を誇った。KNOCK OUTでは女子部のエースとして活躍し、2018年12月には伊藤紗弥との国内頂上対決を制す。今年4月にはイリアーナとKNOCK OUTで再戦し、リベンジにも成功。しかし、7月のRISEで計量オーバーのため失格となり、今回が再起戦となる。
もうひとつのWPMF世界タイトルマッチは、WPMF世界フェザー級暫定王者プレム・T.C.ムエタイ(タイ)にREBELS-MUAYTHAI フェザー級王者・安本晴翔(橋本道場)が挑戦する。
安本は少年時代からアマチュアで150戦以上を経験し、24冠王に輝くなど活躍。2016年6月に16歳でプロデビューを果たすと、6戦目でREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王座、2018年12月にはINNOVATIONスーパーバンタム級王座を獲得した。今年2月にシュートボクシングのリングで迎えた14戦目で初黒星を喫したが、6月のREBELSでは栗秋祥梧を破りREBELS-MUAYTHAIフェザー級王座を戴冠。8月のKNOCK OUTでは古豪・駿太をKOで破り戦績を14勝(5KO)1敗2分としている。岡山大会は今回が4度目の出場。
対するプレムは詳細なデータはないが、WPMF暫定王王者のほかに、IPCC(International Professional Combat Council)インターコンチネンタル・スーパーフェザー級王座も保持。海外で戦いなれているようだ。
<決定対戦カード>
▼WPMF女子世界フライ級(50.8kg)タイトルマッチ 3分5R ヒジ打ちあり、首相撲無制限タナンチャノック・ゲーオサムリット(王者/タイ/ゲーオサムリットジム/WPMF世界女子フライ級王者、元WPMF世界女子ライトフライ級王者、タイ国プロムエタイ協会女子フライ級王者)小林愛三(NEXTLEVEL渋谷ジム/初代ムエタイオープン女子フライ級王者)
▼WPMF世界フェザー級(57.15kg)暫定タイトルマッチ 3分5R 字打ちあり、首相撲無制限プレム・T.C.ムエタイ(王者/タイ/T.C.ムエタイジム/ WPMF世界フェザー級暫定王者、IPCCインターコンチネンタルスーパーフェザー級王者)安本晴翔(挑戦者/橋本道場/JAPAN KICKBOXING INNOVATION/REBELS-MUAYTHAI フェザー級王者、元INNOVATIONスーパーバンタム級王者)