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【RISE】宮﨑小雪が天海ツナミとWBCシルバー王座を争った元WBC世界王者サムサンと激突「私のルールなので必ず勝たないといけない」(宮﨑)

2024/06/25 15:06
 2024年7月26日(金)東京・後楽園ホール『RISE 180』の対戦カード発表記者会見が、6月25日(火)都内にて行われた。  Super Fight!のアトム級(-46kg)3分3R延長1Rで、RISE QUEENアトム級王者・宮﨑小雪(TRY HARD GYM)vs.サムサン・C2M MUAYTHAI&FITNESS(タイ/C2M MUAYTHAI)の国際戦が決定。  宮﨑は小学3年生から空手を学び、アマチュア戦績10戦10勝(3KO)無敗の戦績を引っ提げ、16歳で2019年11月にプロデビュー。新人離れしたテクニックを見せて関係者から高い評価を受け、2021年1月「アトム級NEXT QUEENトーナメント 2021」で優勝。3月にはRISE QUEENアトム級王者・紅絹を破り第2代王座に就くと、伊藤紗弥、小林愛理奈、ペットルークオン、MISAKI、ビョン・ボギョンを連続撃破。前戦は3月にK-1 WORLD GPアトム級王者・菅原美優に延長Rで判定勝ち、国内最強を証明した。現在12連勝中。戦績は14勝(2KO)1敗1分。  初来日のサムサンは、16歳の時に麻薬密売により逮捕され、懲役10年の刑を受け服役。収監された刑務所の更生プログラムの一環としてボクシングを始め2005年11月に更生施設でプロデビュー。2007年にタイ初のWBC女子世界王者(ライトフライ級)になった事により、刑期が短縮され釈放されたという経歴を持つ。ボクシングではWBC王座のほか、WIBAインターナショナルフライ級王座、WIBA世界ミニマム級王座、ABCO女子ミニマム級王座を獲得し、プロボクシング戦績は43勝(25KO)6敗。リングネームはサムソン・トー・ブアマッド。その半生を描いた映画が2本制作されている。  2006年5月に刑務所内での試合でWBC女子世界ストロー級王者・菊池奈々子に挑戦したが判定で敗れ、2007年4月に同じく刑務所内で行われたWBC女子世界ライトフライ級王座決定戦で宮尾彩香を判定に破り王座に就いた。2007年8月にはアンリ(判定勝ち)、同年11月には小関桃(TKO勝ち)、2008年には江畑佳代子(判定勝ち)に勝利して防衛に成功。2024年6月10日には天海ツナミとWBC女子ミニマム級シルバー王座決定戦を争ったばかり(判定負け)で、天海に敗れるまでも3連続TKO勝利していたプロボクサーだ。  サムサンは「試合が決まったのはとても嬉しいです」とし、宮﨑の試合は「まだ見たことがない」という。ムエタイの試合は「3試合くらい」経験しているが「蹴りありなので緊張していますが全力で挑みます」と意気込み。 「今回試合に戻る理由は、私は41歳ですがもう一度自分にチャレンジしたいからです」とし、どんな試合を見せたいかと問われると「それは試合の日にサプライズで見せます」とした。  41歳という年齢には「41だけどまだ身体も強いし、何でも出せるのを見せたい」とし、「試合のために全力で頑張ります。勝っても負けても頑張って、その後はプロモーターからオファーあればまた試合がしたいです」と継続参戦にも意欲的。  海外での試合経験は「スペイン、ドイツで試合をしています。海外での試合は緊張がありますが、気候の問題だけですね」とし、蹴りについては「もちろん毎日練習を頑張っています。王者に勝つために練習しています」と話した。  迎え撃つ宮﨑は「試合映像を見ました。印象としては圧をかけてじわじわ戦ってくる選手。スピードより一発がある選手なので緊張感のある試合になると思っています。一発でももらったら終わりくらいの感覚でずっと練習しています」と警戒心を強める。 「何本もボクシングのベルトを持っていて本当に凄いなと思いますし、調べていく中で日本で有名な選手とボクシングで戦って勝ったりもしているのでボクシング技術は一流だと思うんですけれど、キックボクシングルールになったら私のホーム、私のルールなので必ず勝たないといけないという想いがあります」と意気込む。  オファーを受けた時は「元々は違う選手でオファーが来ていて、その選手がいろいろあって代わってしまって。4回くらい相手が代わって最終的にサムサン選手になりました。映像を見たらパンチがめちゃ強くて“おーっ!”と思ってやる気になりましたね。ネガティブな方向になったのではなく、強い選手だと思ったのでやりたいと思いました」と、モチベーションも高まったという。  ボクサー相手に持ち味であるステップワークが通用すると思うかと聞かれると「通用すると思います。というか、通用させます」ときっぱり。「相手は蹴りよりもパンチが得意だと思いますが、自分もボクシング技術に自信があるので、そこで戦っても負けないというところを見せたいと思います」とパンチ勝負でも負けないとした。  積極的に蹴りで行くのか、それともパンチで行くのかとの質問には「そこは作戦になるので試合当日に自分の動きを見せられれば。全体的にレベルアップしているので、キックを多用しても勝てるし、パンチで打ち合っても勝てる練習はしています」と試合を見て欲しいとする。  蹴りの部分が未知数であったり、相手の全体像が見えづらいことには「未知というか映像が5~6年前のものしかなかったり、キックボクシングの映像がないので蹴りありになった時にどう来るのだろうと思いますが、強い選手はどんな相手が来ても強いと思うので、自分の戦い方を貫く感覚ですね」と、相手よりも自分の戦いを貫くのが大事だとした。  今後の方向性としては「RISEの女子世界ベルトを作ってもらうのが今の一番の目標です」とし、伊藤隆RISE代表は「まず目標としているのは彼女の階級の世界タイトルを作ること。いきなり(王座決定戦を)やるのではなく試練の試合、いろいろな国の選手たちと試合をして。もちろん(王座決定戦の)対戦相手も誰でもいいわけではないので選手の選出もありますし、年内はそれが宮﨑小雪のテーマだと思います。オーストラリアにもいますし、主にアジア系になりますが強い選手を探してこようと思います」と、宮﨑にロード・トゥ・チャンピオンシップを用意したいとした。  世界タイトル戦の時期については「宮﨑小雪の仕上がり次第。早ければ年内、年を越えるパターンもあるかと思います」とし、宮﨑は「大きい舞台がいいなと思います」と来年3月のRISE年間最大のビッグマッチと位置づけられる『RISE ELDORADO 2025』での実現を目標にしたいと語った。
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