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【KNOCK OUT】因縁深まるバズーカ巧樹vs.中島玲、両者とも失神KO予告。壱は「100%戻ってきた」チョークディーに「男くささを出す」

2024/06/22 20:06
 2024年6月23日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館『KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”』(U-NEXT配信)の前日計量が、22日(土)都内にて13:00より行われた。  第8試合のスーパーファイトKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級3分3R延長1Rで対戦する、バズーカ巧樹(菅原道場/KNOCK OUT-REDスーパーライト級王者)は64.95kg、中島玲(フリー)はリミットちょうどの65.0kgでそれぞれ計量をパス。  フェイスオフの撮影では、いつものように額を押し付けようとしたバズーカに「近寄るな」とばかりに手でけん制した中島。続いての会見でのフェイスオフではバズーカが中島の頭を叩くような仕草を見せ、最初の記者会見から始まった因縁は最高潮に達した。  中島は「明日は一言、失神KOで勝ちます」と宣言。バズーカは「彼の夢を明日で終わらせます」と言い放つ。  続いて中島が「自分は元々ボクサーなのでパンチで仕留めたろと思いつつ、蹴りでも倒せるので、自然と相手が倒れる形になっているので楽しみにしていてください」と絶対にKOで仕留めると言えば、バズーカは「パンチで失神させます」と元プロボクシング日本暫定王者をパンチで失神させるという。  3月20日の『K-1 WORLD MAX』でK-1デビューを果たしたが、「-70㎏世界最強決定トーナメント」の1回戦でヴィクトル・アキモフにKO負けを喫した中島が「前回は中島玲の『な』の字も見せられてないので存在を見せられればと思います」と意気込むと、バズーカは「見たいな」と絡む。これに中島が「全然聞こえないな」と返すと、バズーカは「耳が悪い」と一言。  中島が「明日やったら分かるから」と言えば、バズーカは「夢見たか?」とそれは夢で終わるとする。中島は「お前、かわいいな。かわいらしく見えてきたわ」と締めくくった。  第10試合のスーパーファイトKNOCK OUT-REDスーパーバンタム級3分3R延長1Rで対戦する、壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム/KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者)とチョークディー・PKセンチャイジム(タイ/PKセンチャイジム/WMC世界スーパーフライ級王者)は共に54.9kgで計量をパス。  チョークディーは「明日の試合に関する意気込みは特に何も感じていない。いつも通り試合をするだけだ」と言い、壱は「明日はお祭りなのでいつもより男くさい試合をしようと思います。綺麗に勝つのではなく男くさくいきます」とした。  今回の試合へ向けて特に強化してきたことを聞かれると、チョークディーは「いつもと同じように練習してきた。特にここで話すことはない」とあくまでもクール。それに対して壱は「イメージの一新です。みんな気付いていると思うけれど今回の僕はオーラが凄くないですか? そういうイメージを一新してきました。お祭り仕様ですね」と自らオーラを身にまとっているという。  前の記者会見では「ロマンティックな首相撲を見せたい」と言っていた壱。ロマンティックから男くさいに変えたのはなぜかと聞かれると「変わったのは髪型だけなので、顔面はロマンティックな設定。髪型はお祭り仕様にしてきました」と独特の答え。  チョークディーは激闘派としてタイで人気を誇った選手で、これまでの死闘で縫った針の数は顔だけで170針以上。2017年12月の『BOM』で初来日し、2018年9月にはWMC世界バンタム級王座決定戦で一撃KO勝ちで世界王座に就いた。2019年2月のKNOCK OUTでは大﨑一貴にも勝利している。今回が4年ぶりの試合になるというが、「ムエタイには小さい頃から親しんでいるので100%まで戻ってきました」と自信。  それを聞いた壱も「身体がめちゃめちゃ仕上がっていたので、それを感じていました」と、チョークディーの仕上がりに警戒を強めていた。
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