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【Level-G】今成正和「壊れてくんねえかなと」×須藤拓真「敬意を持ってぶっ壊しに行く」=6月16日(日)GEN

2024/06/15 19:06
 2024年6月16日(日)16時から、東京・GENスポーツパレスで開催される『Level-G PRO/KROSS×OVER-CAGE.3-』の前日計量が15日、都内にて行われた。  66.0kg契約(10分1R)のサブミッションオンリーで行われるグラップリングで対戦する今成正和(今成柔術)と、須藤拓真(X-TREME EBINA)がともに65.85kgでパス。 “足関十段”対“レッグハンター”による「究極の足関対決」に向け、今成は「まあ、壊れてくんねえかなと思ってやりますけどね」と笑顔。  須藤は「自分が格闘技を始めるきっかけになった今成さん。格闘技を始めた当初はあこがれだった今成さんと試合ができる格闘技人生を送るとは思っていなかったので幸せです。敬意を持ってぶっ壊しに行きます」と意気込みを示している。  Level-Gの高橋“SUBMISSION”雄己プロデューサーは、現在ONE Friday Fightsで2連勝中の石黒翔也との対談で、今回のメインを「とにかく緊張感のある試合。足触ったらヤバいヤツ同士が足を触るのをヒヤヒヤしながら見てほしいです」とコメント。  今成と『IRE』で試合をし、須藤と練習経験がある石黒は、「今成さんは足の引っ張りとロックとタイトさがヤバい。ガガガッと見て、感じて分かる。須藤さんはまた違うタイプ。スッと綺麗に足が入って来て、いつの間にか捻られていて気付いたときは痛い」と、その足関節のスタイルの違いを語っている。  最後に極めるのは、柔の須藤か、剛の今成か。試合は現地にて当日券も発売。またツイキャスにてPPV生配信も行われる。 ▼-66.0kg契約(※前日計量)10分1R今成正和(今成柔術)65.85kg須藤拓真(X-TREME EBINA)※Level-Gライト級王者 65.85kg  2023年6月の『Level-G PRO GRAPPRING』で須藤は「ライト級(-70.3kg)初代王者決定トーナメント」で3試合を一本勝ちで優勝。初代王者となった試合後、「いま放送席にいる今成正和さんに憧れてこの世界に入りました。体重もルールも、MMAでもコンバット柔術でもグラップリングでも合わせます。よろしくお願いします」と対戦をアピールし、和術慧舟會HEARTSに加え、今成柔術所属でもある『Level-G』高橋SUBMISSIONプロデューサーは「6、7割、自分に言っていると考え、動きます」と語っていた。 “新旧足関対決”といえど、今成のサブミッショングラップリングのアップデートはMMAのなかでも磨かれ、2021年10月の春日井“寒天”たけし戦ではガードからの腕十字・オモプラッタスイープからのアームロック、2024年2月の前戦・摩嶋一整戦でも腕十字を極めていることは記憶に新しい。  足関節だけではないコントロールからのサブミッションも武器とする今成に対し、“足関十段”との対戦をアピールしていた須藤は、足関節で真っ向勝負を仕掛けてくると考えられる。果たして両者はどんな形で組むか。 「今成さん、須藤さんが足関を取られるかも知れない試合を、日本で観る機会は後にも先にも無いのでは」(高橋SUB)  師匠である今成を、自身の大会への招聘を実現させた高橋SUBMISSION雄己プロデューサーは、この一戦の見どころを、「日本屈指の殺傷能力を持つ足関節技技師同士の斬り合いです。ズバリ『どちらが、いつ斬って落とすのか?』という一点に尽きるのではないでしょうか。今成さんも須藤さんも、その足関節技の殺傷能力の高さ故に、普段は“相手をぶっ壊すか。逃げ切られるか”という感覚で試合をしていると思います。しかし、今回はお互いに自分も壊される可能性がある相手と接触する事になります。今大会のコピーは『Crack me, if you can.』、つまり『鳴らせるもんなら、鳴らしてみろよ』です。格闘技ファンの皆さんも、“今成さん、須藤さんが足関を取られるかも知れない”試合を、日本で観る機会は後にも先にも無いのではないでしょうか? いつどちらの足首が鳴るか分からない、必殺の矛を持つ者同士の、最高にスリリングで濃密な10分間をお楽しみください! 今ここで野暮な技術講釈は垂れません! 深い事は考えず、ドキドキしながら見入ってください! 俺も今からめちゃくちゃ楽しみです!」と熱く語っている。 ▼第5試合 セミファイナル Level-G サブミッションオンリーグラップリング -92kg FIGHT 10分1R大嶋聡承(MARRION APPAREL GYM)89.05kg濱岸正幸(CARPE DIEM世田谷)※当日計量 ▼第4試合 Level-G サブミッションオンリーグラップリング -52kg FIGHT 7分1R富松恵美(THE BLACK BELT JAPAN)51.85kg坂本和子(今成柔術)49.95kg ▼第3試合 Level-G サブミッションオンリーグラップリング -56kg FIGHT 7分1R柳 仙香(ALLIANCE)55.80kg井上智子(ストライプル茨城)54.05kg ▼第2試合 Level-G AMATEUR PROFESSIONAL TRYOUT MATCH サブミッションオンリーグラップリング -61.2kg FIGHT 7分1R和田拓也(リバーサルジム所プラス)※当日計量喜田隼斗(NOW OR NEVER)※当日計量 ▼第1試合 Level-G サブミッションオンリーグラップリング -52kg FIGHT 3分1R白石遼一(BJA NOBUSHI)※当日計量阿部湊介(OOTA DOJO)※当日計量
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