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【UFC】UFCデビューの魅津希が体重超過の地元選手ヤナンに判定勝利!

2019/08/31 20:08
8月31日(土)、中国・広東省深セン市のユニバーシアード・スポーツ・センターにて「UFCファイトナイト深セン」が開催され、前日計量で3ポンドオーバーした中国のウー・ヤナン(中国)と129ポンド契約で対戦した日本の魅津希(SERRA LONGO FIGHT TEAM)が判定2-1で勝利。UFCデビュー戦を白星で飾った。 緊急オファーを受けて、これまでの女子ストロー級(-52.2kg)ではなく1階級上のフライ級(-56.7kg)でのUFCデビューを決めていた魅津希は、一回り大きなヤナンに対し、事前の予告通り、細かいステップとスピードで凌駕。ヤナンのテイクダウン狙いも切り、精度の高い左ジャブ・右ストレートを当て、終盤のヤナンの反撃も凌ぎスプリット判定をものにした。 試合後、魅津希はオクタゴンのなかで、「(判定が)どっちか分からなくて全然、自信はなかったんですけど、勝てて言葉が出ないというか……。日本から応援に来てくれた母と1年ぶりに再会できて、本当に勝てて良かったです」と勝利の喜びを語った。 ◆魅津希「フライ級に留まるなら、もっと強くならないといけない」(バックステージコメント) 「今回の試合を受けたとき、対戦相手の国で戦うことになりますし、観客は私ではなく彼女を応援することになるなと思ったので、なんだかとてもおかしかったことを覚えています。思わず笑ってしまうような感じでした。そのおかげでかなりリラックスできたんです。私は本来、ストロー級ですし、今回はひとつ上の階級の試合だったので、その点では彼女の方にアドバンテージがありました。 かなり接戦の試合だったと思います。確実に勝ったかどうか分からなかったので、もし負けていたら、相手と比べて大きくなかったことを公開したかもしれません。このままフライ級で戦い続けるのか、ストロー級に戻るか、帰ってコーチたちと相談してみます。フライ級にとどまるなら、もっと強くならないといけないので、そこを考える必要があります。戻ったらそれについてしっかり考えます」  また、大会後、魅津希は「このUFCの舞台で生き残っていく為にはまだまだ実力不足なのですが、とりあえずは勝てたこと、皆さんの応援があったからこその勝利だったのでとても嬉しく思います! 日本から応援してくれたみなさん。ありがとうございました」と感謝の言葉をSNSに綴っている。
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