結果、高校生時代の理想の自分とはだいぶ遠のいた渡辺だが、プロ格闘家となって高校時代の友達に『これ渡辺じゃない?』と言われていそうだ
RIZINとDEEP JEWELSで活躍する柔道出身の女子MMAファイター渡辺華奈(FIGHTER’S FLOW)が、高校の卒業文集を自身のSNSで公開した。
7歳から柔道を始め、渋谷教育学園渋谷高校在学中は2005年全国高校選手権個人戦5位、同年金鷲旗2位、同年インターハイ個人戦2位・団体戦3位、2006年アジアジュニア優勝、2006年全日本ジュニア3位などの実績をあげ、柔道の名門・東海大学への進学も決まっていた渡辺。
しかし、『理想』をテーマとしたその卒業文集の内容は『理想の萌えJIBUN』と題され、朝起きたら「何とゴリラのような体型だった私が夢のスリムガールに変異していた。戸田恵梨香ちゃんくらい!!そして鏡を見ると顔が栗山千明としょこたん(中川翔子)を組み合わせた美人ヅラになっていたのだ」と、自分が女の子らしくなったらという妄想ぶり。
高校時代の渡辺は、人前でフライパンを折り曲げることも想像していなかっただろう
「いつもは隠していたウデとか出して歩いちゃうし!!」「電車にのり席に座る時私は久しぶりにふつうに座れた。いつもは壮大な肩幅のせいで気まずく前かがみで座っていたのだ。となりおじさんからイヤな顔されなくなった!!」と細くなった自分に優越感を抱き、「カラオケに行き歌い出しおどろいた。いつも声が低く男の歌ばかりしか歌えなかったのにとんでもなく高い美声になっていた。もうあゆとか歌ってやった」と妄想は進む。
最後は「萌え顔、萌え体型、萌え声GET!!萌え死ですよ!!」「その後も元の姿に戻ることなくまずは(夢の国)のキャストさんになり夢をふりまきのちに映画出演!!海賊の役。高校時代の友達に『これ渡辺じゃない?』とか言われちゃったりする。そしてイケメンマッチョ萌えBOYとゴールイン」と、なりたい自分の人生が綴られていた。そこにはオリンピックで優勝する目標やチャンピオンになるなど、柔道に関することは全く書かれていなかった。
当然、MMAに関することも何も書かれておらず、高校生時代の渡辺は29歳でプロMMAデビューするなど想像もしていなかっただろう。
ファンからは「美人なだけじゃなく面白い人だったんだ」「文才がある」といったコメントが寄せられている。なお、トレーナーである上田貴央からは「結果さらにゴリラ化しとるやないか」とのツッコミも入れられていた。
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渡辺華奈「フライパン曲げはぶっつけ本番。簡単に曲がって面白かったです」
卒業文集完全版
— Kana Watanabe×渡辺華奈 Ver.2 (@kanawatanabe821) August 27, 2019
テーマ「理想」
とにかく可愛い子、細い子、海賊そしてイケメンマッチョ萌えBOYが好きなことはわかった。
チャンピオンや金メダルとは一切書いていなかった#卒業文集#渋渋の恥#こんな夜中に全文公開 https://t.co/2jOOXFZ7N0 pic.twitter.com/BtYUDklk8d