2019年10月4日(金)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT × REBELS』の追加対戦カードが発表された。
REBELS-MUAYTHAIフェザー級王者・安本晴翔(橋本道場)がWBCムエタイ日本統一フェザー級王者・新人(E.S.G KICK BOXING GYM)と対戦。
安本は少年時代からアマチュアで150戦以上を経験し、24冠王に輝くなど活躍。2016年6月に16歳でプロデビューを果たすと、6戦目でREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王座、2018年12月にはINNOVATIONスーパーバンタム級王座を獲得した。今年2月にシュートボクシングのリングで迎えた14戦目で初黒星を喫したが、6月のREBELSでは栗秋祥梧を破りREBELS-MUAYTHAIフェザー級王座を戴冠。8月のKNOCK OUTでは古豪・駿太をKOで破り戦績を14勝(5KO)1敗2分としている。
新人は2007年12月プロデビューのベテランで、NJKF王座をスーパーバンタム級とフェザー級の2階級制覇、現在はWBCムエタイ日本王座を保持している。駿太とは2017年11月と2019年3月の2度戦い、いずれも勝利を収めた。デビューから5年目で初戴冠、王者になってからも黒星が続くなど“苦労人”である新人。
19歳の天才と30歳の苦労人の王者対決となった。
3度目の参戦が発表されていた橋本悟(橋本道場)の対戦相手は、鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)に決まった。
橋本は“激闘大魔神”の異名を持つアグレッシブファイターで、右ストレートを武器に様々な団体で活躍。MuayThaiOpenスーパーライト級王座、INNOVATIONライト級王座の二冠を持ち、戦績は19勝(10KO)15敗3分。
鈴木はREBELS-60kg王者・鈴木宙樹の弟で、元々はMMAファイターとしてパンクラス・ネオブラッド・トーナメント2018フライ級(56.7kg)で優勝。8月10日のレベルスでキックボクシングの試合に臨み、パワフルなパンチで初回TKO勝ちを飾った。
大崎孔稀(OISHI GYM)vs濱田巧(team AKATSUKI)も決定。
大崎は18勝4敗1無効試合の戦績を持ち、18勝の内13勝がKO勝ちという攻撃力の持ち主。パンチ、蹴り、ヒジ、ヒザいずれでもKOできる破壊力を持ち、タイ人と渡り合うテクニックも持っている。特にボディブローは強烈。2月の『KNOCK OUT』では2度のダウンを奪いながらもタネヨシホに大逆転KO負けを喫したが、4月の『野良犬祭」ではKO勝ちで再起を飾っている。8月4日のジャパンキック旗揚げ戦でもジャパンキック認定フライ級王者&スック・ワンキントーン認定スーパーフライ級王者・石川直樹をKOした。
対する濱田はREBELS軽量級のトップ戦線で活躍し、8月の『K.O CLIMAX 2019』では蓮沼拓矢からバックハンドブローでダウンを奪って勝利している。現在ひとつの引き分けを挟んで6戦負けなしと絶好調。国内トップクラスの大崎に挑む。
古谷野一樹(クロスポイント古河)vs恭介(インスパイヤードモーション)も決定。古谷野は元REBELS 57.5kg級王者のパンチャーで、恭介は空手仕込みの回転技など蹴りを得意としている。
<決定対戦カード>
▼フェザー級(57Kg)3分5R安本晴翔(橋本道場/REBELS-MUAYTHAIフェザー級王者、INNOVATIONスーパーバンタム級王者)新人(E.S.G KICK BOXING GYM/WBCムエタイ日本統一フェザー級王者)
▼64kg契約 REBELSルール 3分3R橋本 悟(橋本道場/MuayThaiOpenスーパーライト級王者、INNOVATIONライト級王者)鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)
▼スーパーフライ級(52.5Kg)3分3R大崎孔稀(OISHI GYM/WMC日本スーパーフライ級王者、J-NETWORK同級王者)濱田 巧(team AKATSUKI)
▼60kg契約 REBELSルール 3分3R古谷野一樹(クロスポイント古河/元REBELS 57.5kg級王者)恭介(インスパイヤードモーション)