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【K-1】初回KOで下克上を果たした18歳・近藤魁成「高校生の間にK-1のベルトを巻く」

2019/08/25 19:08
2019年8月24日(土)エディオンアリーナ大阪にて、開催された『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイト in 大阪~』の一夜明け会見が、25日(日)大阪市内で行われた。 (C)M-1 Sports Media 第3試合ウェルター級3分3R・延長1Rで、K-1甲子園2017・2018 -65kg王者・近藤魁成(大成会館)が松岡力(K-1ジム五反田チームキングス)を1R2分18秒、右ストレートでKOした一戦を中村拓己K-1プロデューサーは「近藤選手のKO勝利がインパクトあってよかったなと思います。大会全体に火が付いたと感じました」と評した。  会見に出席した近藤は「昨日は前半でKOできて大会を盛り上げたかなと思うので自分的にも嬉しいです」と、試合を振り返る。  敗れた松岡は試合後に引退を表明。それを聞いた近藤は「寂しいって言うか…よくわからない感情です。戦えてよかったと思います」と複雑な心境を吐露。  今後については「高校生(現在高校3年生)の内にK-1の67.5kgのベルトを狙っているので今もそれは諦めてないです。そんな長い期間ではないのでそこへ行くまで、強い相手と戦って勝つことです」と、あと約半年の間にタイトルマッチまでたどり着きたいとした。  第2試合スーパー・バンタム級3分3R・延長1Rで、K-1甲子園2017 -55kg王者・椿原龍矢(月心会チーム侍)を判定2-0で破った18歳の蒼士(昇龍會)は「ボロボロになりながらもテーマ通り下克上を果たせてホッとしています」と試合を振り返った。(C)M-1 Sports Media 今後については「椿原選手は55kgでも強い選手とやっているので、僕が狙っているのはKRUSHの53kgのベルトなのでぜひタイトルマッチに呼んで欲しい。K-1の55kgも今盛り上がっていて最前線に並べるような選手になりたいので、トーナメントや55kgで戦う機会があればぜひ呼んで欲しいです。53kgと55kgの両方で戦える身体を作っていくつもりです」と、KRUSHのバンタム級とK-1のスーパー・バンタム級(両方とも最軽量級)で活躍していきたいと意気込んだ。  第4試合ライト級3分3R・延長1Rで、川崎真一朗(月心会ラスカルジム)とダウン応酬の激しい試合で競り勝った第6代K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級王者・篠原悠人(DURGA)は「昨日の試合は、作戦的にはもっと丁寧に行って倒すところで倒せたらと思っていたんですが、先にダウンを取られてしまって。結果的に2回ダウンを取り返して試合は盛り上がったと思いますが、自分は圧倒して勝ちたかったので反省するところを見直して次につなげていきたいと思います」と、好勝負になったが本人的には不満だったようだ。  同大会のセミファイナルでは、現K-1 WORLD GPライト級王者・林健太(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/FSG)が、デニス・デミルカプ(トルコ)にKO勝ち。林とは昨年12月の大阪大会にて「K-1ライト級世界最強決定トーナメント」の準決勝で対戦し、KO負けを喫している。 「外国人選手がどういうタイプか知らなかったけれどスピードもあって強いと思いましたが、林選手はタフで2Rに取り返すんじゃないかと思って見ていました。強いなと思いました。去年の大阪で負けて、その後王者になっているので、しっかりリベンジもあるのでタイトルマッチをしてベルトを獲りたいと思っています」と、篠原は林とのタイトルマッチでの再戦を目指すという。 (C)M-1 Sports Media 最後には「これからK-1のベルトを獲りたいと思っているので、どんどん強い選手とやって一歩でもベルトに近付ければと思います。12月のK-1名古屋大会にも出たいと思っているのでよろしくお願いします」とアピールした。<関連記事>8・24「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN」の写真と全試合レポート
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