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【Krush】4・28後楽園で“斬新”な試み「K-1vs.Krush 3対3」対戦カードは“綱引き抽選”で当日決定

2024/03/13 01:03
 2024年4月28日(日)東京・後楽園ホール『Krush.160』にて、斬新な試合形式が行われることが発表された。  今大会ではトリプルメインイベントにて、赤コーナーにK-1でタイトル獲得またはトーナメント実績を持つ3選手、青コーナーにKrushで台頭する3選手を用意。「K-1vs.Krush 3対3」として行われる。  試合の組み合わせは、なんと試合当日の第1試合開始前の“綱引き抽選”により決定。両コーナーの3選手がリングに並べられた3本の綱のいずれかを選び、綱を引き合った者同士が対戦する。つまり、その瞬間まで対戦相手は誰になるか分からないというもの。  しかもこの3試合は、今後のK-1で行われる「K-1スーパー・ライト級王座決定トーナメント」の出場者査定試合となることも決まった。  K-1で実績を積み上げた赤コーナーの選手が勝つのか、青コーナーのKrushファイターが下剋上を果たすのか。そして組み合わせがどうなるのか。ファンも選手同様、ハラハラドキドキの1日となりそうだ。 <出場選手> 〇赤コーナー(K-1) 佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST) 佐々木は2008年にK-1甲子園でベスト8入り、同年5月にプロデビューし、2016年にKrushライト級王者(2度防衛)となった。2018年11月の「第3代K-1スーパー・ライト級王座決定トーナメント」では準優勝。2020年2月にはスーパー・ライト級王座を奪取し、2階級制覇に成功。同王座は3度の防衛に成功して返上した。2022年9月のK-1スーパー・ライト級タイトルマッチでは王者・大和哲也に敗れて王座奪取ならず。2023年3月のRISEとの対抗戦では白鳥大珠に判定負け、6月のパコーン戦でも延長Rで判定負けと3連敗中。戦績は32勝(7KO)20敗1分。 林 健太(FLY SKY GYM) 林はK-1参戦経験のある父を持ち、2013年8月からK-1 JAPAN GROUPに出場。強打を武器に2018年12月のK-1ライト級世界最強決定トーナメントで優勝すると、2019年3月には卜部功也に大番狂わせの勝利で第3代K-1ライト級王座に就いた。2020年12月の初防衛戦で王座を失うとスーパー・ライト級に転向し、佐々木大蔵と鈴木勇人には敗れるもヴィトー・トファネリ、不可思、小嶋瑠久、不可思に勝利。2023年3月、大和哲也にK-1スーパー・ライト級タイトルマッチで挑戦したが判定で敗れた。逆転KOが多い激闘派だ。戦績は22勝(14KO)10敗2分。 ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム) ゴンナパーはタイで100戦以上のキャリアを積み、2010年から日本を主戦場に。日本人キラーとして名を馳せ、2016年9月からK-1 JAPAN GROUPに参戦。2018年4月に佐々木大蔵を下して第5代Krushライト級王座に就き、同年9月に大沢文也、2020年1月に横山巧、6月には篠原悠人の挑戦を退け3度の防衛に成功した。そして12月のK-1で林健太を破り、第4代K-1 WORLD GPライト級王座に君臨したが、2021年7月の初防衛戦で朝久泰央に判定2-1で敗れ王座を失った。2022年6月の『THE MATCH 2022』では白鳥大珠を1R2分42秒、右フックでマットに沈めた。今回は2022年8月、岩崎悠斗にTKO勝ちして以来の試合となる。戦績は114勝(25KO)30敗3分。 <青コーナー>(Krush) 稲垣 柊(K-1ジム大宮チームレオン) 稲垣は極真空手出身で少年時代に数々の大会で優勝・入賞を果たす。中学・高校はバレーボールで全国大会に出場するなど活躍。高校卒業後に格闘技に戻ると「格闘代理戦争」出演を経て2019年9月にプロデビュー。2戦目で瓦田脩二にKO負けを喫したが、その後は9連勝。2023年1月・4月の王座決定トーナメントを制し、第9代Krushスーパー・ライト級王座に就いた。11月には小嶋瑠久に判定勝ちで初防衛に成功している。戦績は11勝(6KO)1敗。 寺島 輝(TANG TANG FIGHT CLUB) 寺島は極真空手と伝統派空手を学び、2019年4月にKrushでプロデビュー。4戦無敗で2020年3月のK-1に出場し、山崎秀晃に挑んだがKO負けで初黒星を付けられた。2021年11月には第7代Krushスーパー・ライト級王者の鈴木勇人にも勝利して、2022年6月に第8代王者・佐々木大蔵に挑戦したが3R TKO負けで王座奪取ならず。2023年1月・4月の「第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント」では準決勝で稲垣柊にKO負けを喫した。前戦は11月にFUMIYAを初回KO。戦績は8勝(4KO)4敗。 塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ) 塚本はK-1アマチュアを経て、2018年9月にKrushでプロデビュー。2019年10月から2021年6月まで3連敗を喫したが、2021年11月の川島康佑戦から2023年1月の大野祐志郎戦まで5連勝。「第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント」では準決勝で小嶋瑠久に敗れるも小嶋の棄権で決勝へ進出。稲垣柊にTKOで敗れた。2024年1月には近藤魁成から判定勝ちを収めた。戦績は7勝(2KO)5敗2分。
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