▼RIZINバンタム級 5分3R
中島太一(ロータス世田谷)
キム・スーチョル(韓国)
バンタム級では、韓国勢にとって「大将」格のキム・スーチョルが参戦。MMA21勝7敗1分で、これまで日本人に敗れたことが無いスーチョルは、2023年10月の前戦『ROAD FC 066』63kgトーナメント決勝でも、原口央を2R TKOに下している。
ビデオメッセージでキム・スーチョルは、「ファンの皆さんこんにちは。ROAD FCそしてRIZINファイターのキム・スーチョルです。今回の日韓対抗戦では韓国人3人と日本人3人が戦うことになりました。今回共に戦うのは、私とヤン・ジヨン イ・ジョンヒョンの3人です。この2人は宝石のような選手だと思っています。それは日本代表の3選手も同じです。日韓ですごくいい競争ができれば良いと思います。私は目の前にいる敵に必ず勝利したいです。今回は中島太一選手がその標的です。私の全てを中島太一選手にぶつけます。あなたも全てをかけて挑んできてください。極上の果し合いを皆様にお届けすることを約束します。情熱的な試合をお届けするので是非会場に見に来てください。カムサハムニダ」と挨拶した。
対する中島は、MMA17勝12敗1分。2023年4月の『PANCRASE 333』で暫定王者の田嶋椋との「バンタム級王座統一戦」でフルマークの判定勝ちで王座統一に成功している。RIZIN初参戦となった2022年4月の『RIZIN.35』では、フェザー級でヴガール・ケラモフに敗れている中島だが、PANCRASEバンタム級王者として参戦したRIZIN2戦目の2023年9月の岡田遼戦では、フルマークの判定勝利。満を持して、RIZINバンタム級王座獲りに向かう。
会見冒頭で中島は、「やっと自分の実力を証明できる対戦相手と戦うことが出来て嬉しいです。勝つ自信しかありません。日韓戦ということで日本人として必ず勝ちます」と意気込み。
日韓戦の印象を「バチバチです」と語る中島は、スーチョルとの試合を「相手は何でも出来るオールラウンダーで“最後まで頑張れる選手”って印象ですけれど、僕はそれ以上にオールラウンダーだし、最後まで戦えるので、全部上回っていると思います」と自信を見せた。