シュートボクシング
ニュース

【シュートボクシング】KNOCK OUTから栗秋祥梧が3度目の参戦、山田彪太朗が迎え撃つ「ここで負けていたら話にならない」(山田)「スリルを感じに会場へ」(栗秋)

2024/03/07 23:03
 2024年4月13日(土)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2024 ACT.2』の対戦カード発表記者会見が、3月7日(木)都内にて行われた。  57.6kg契約3分3R延長1Rで、SB日本ウェルター級王者・山田彪太朗(シーザージム)vs.栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)が決定。  山田ツインズの兄・彪太朗は2019年8月にプロデビューすると4連勝(無効試合を挟む)を飾ったが、2021年4月に翔に初黒星を付けられた。2022年11月の次期挑戦者決定トーナメントで優勝。12月のRISEとの対抗戦で門口佳佑戦に逆転負けを喫したが、2023年4月に川上叶に勝利してSB日本フェザー級王者となった。その後は6月にオートー、11月にヨードタノン、2024年2月にペットシートーンとムエタイを相手に3連勝。戦績は15勝(5KO)3敗1無効試合。  栗秋は九州で活躍後、2018年10月に上京してクロスポイント吉祥寺に入門。天性の格闘技センスを生かした左の攻撃を武器とし、飛びヒザ蹴りは一撃必倒のキレと破壊力を秘めている。しかし極度の練習嫌いとして知られ「いかに練習せずに勝つか」をテーマに掲げている変わり種。2022年7月にTAKERUに判定で敗れたが、10月の『RIZIN』では翔を2Rにハイキックでマットに沈めた。2023年4月に内藤凌太に判定2-1で勝利すると、6月には鮫島大翔を得意の左フックでKO。9月にはK-1 GROUPから乗り込んできた第6代Krushフェザー級王者・玖村修平を初回KOに降して評価を一気に高めたが、2024年2月の『ONE Friday Fights』初参戦で判定負け。戦績は44勝(24KO)22敗3分。  KNOCK OUTからの参戦となる栗秋は過去2度SBのリングに上がっており、今回は約3年ぶりの参戦。  シーザー武志SB協会会長は「栗秋選手はSBの戦い方にも慣れていると思うが、山田ツインズは本当によく練習していますし、身体が凄く頑丈になりました。21歳という若さでウチのジムに8歳から12~13年いて頑張っています。ずっと見ていますが今が一番強い。だから栗秋選手も左フックが強いが、あれを打ち破る気がします。素晴らしい試合になると思います」と評する。  緒形健一SB協会代表は「栗秋選手は一発があって、山田選手も一発があるので目が離せない試合になると思います。3月17日のRISEには弟の虎矢太が出場しますので、山田兄弟にはぜひSBの強さをアウェイのリングで見せてきてほしい」と、山田兄弟の勝利を願った。  両選手とも会見を欠席したため、それぞれのコメントが読み上げられた。 山田のコメント「栗秋選手は僕がデビューする前から知っている選手です。一発の破壊力はずば抜けたものを持っていますが、日本最強を目指すうえでここで負けていたら話にならないと思っています。3月17日のRISEに弟の虎矢太も出ます。山田ツインズでしっかりSB王者の実力を証明します。皆さん、楽しみにしていてください」 栗秋のコメント「SBファンの皆様、お久しぶりです。今回SBに呼んでくださり、関係者の皆様に感謝致します。対戦相手の山田彪太朗選手とは、バチバチの殴り合いが出来そうなので楽しみです。KNOCK OUTのファイターとして恥じない試合はもちろん、SBのリングに敬意を持って殴り込みに行かせていただきます。4月13日はスリルを感じに会場へお越しください。ファンの皆様、会場で会いましょう」
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア