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インタビュー

【K-1】壬生狼一輝「生まれた時から、イケメンなのは分かっているんで、モテることには飽きている」

2024/03/03 14:03
【K-1】壬生狼一輝「生まれた時から、イケメンなのは分かっているんで、モテることには飽きている」

大仁田厚を敬愛する壬生狼(C)K-1

 2024年3月20日(水・祝)東京・国立代々木競技場第一体育館で開催の『K-1 WORLD MAX』にて、スーパーファイトのバンタム級3分3R延長1Rで大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)と対戦する壬生狼一輝(力道場静岡) のインタビューが主催者を通じて届いた。

 壬生狼は、昨年にK-1で白幡裕星から判定勝利、Krushでパク・ヒョンウ、心直を連続KOして3連勝中。大久保は、昨年10月に黒川瑛斗を判定で下しての今回となる。

K-1を引退したら、いずれ電流爆破を受け継ぎたい


――3連勝と絶好調でのK-1参戦となりましたね。

「そうじゃのう。ワシは今年初のK-1になるんじゃが、ここまで2連続KO勝ち。記者会見で宮田プロデューサーが、ワシが第1試合になると言っていたから、でっかい花火を打ち上げて盛り上げようと思っとる」

――対戦カード発表記者会見では、いつも派手なパフォーマンスが大人しかったと指摘がありました。

「あのなぁ、今回の記者会見を聞いたのは3日前じゃ! もっと前に言ってもらわないと、ワシも準備期間ってものが必要なんじゃ。あんま、気合いが入らなかった。でもなぁ、試合前の記者会見はビシッと決めるので期待してくれ!」

――何を決めますか?

「そりゃ、内緒じゃ。言ったら、面白くないじゃろ」

――大久保選手はパフォーマンスに期待していたようです。

「ホンマか? 文句はK-1に言ってくれ!」

――今回の試合のテーマは何でしょうか?

「イケメン対決! どっちがイケメンか、それを決める戦いじゃのう! いや、イケメンじゃないな。新人潰しじゃ! 向こうは6戦、ワシは21戦やっているからのう。じつは結構、仲良いいんじゃ。試合前、がんばってくださいとか言ってくれていて」


――それは戦いにくいですね。

「ワシからしたら大久保選手は、次世代なんじゃ。あいつこそ、K-1 NEXTやと思っているんで、ここで潰すのはちょっと心苦しいのう。でも、それを含めて新人潰しや」

――大久保選手には、どんなイメージがあるんですか?

「ないな(笑)。がんばってほしいとは思っているが、申し訳ないが、ワシの獲物になってもらう」

――身長差がありましたね。

「デカすぎだろ。ワシと10cmも違うからな。でも、相手がデカくても戦い方があるので、それを見せる」

――穴は見えているんですか?

「バッチリじゃ。内容は言えんけどのう。でも最近、ワシはパワーを身につけているから、相手はスピードの選手なので、パワーで粉砕するつもりじゃ」

――前回、対戦した心直選手から今回の試合へ向けて何か言われましたか?

「あいつは、しつこい! K-1 AWARDSの時から、『一緒に漫才やろう』とか言ってきて。やらんわ!ワシがもしも女ならば、ストーカーで訴えてやるところじゃ」


――なぜ、心直選手と仲良くなったんですか?

「知らん(笑)。たまに話していて、こいつは友達かのう、試合をしたっけ? と思うこともある。それくらい話しやすく、何か通じるものがあるんだろうのう」

――メリットあるんですか?

「ない、何もない。あいつはシバターみたいな存在やから。絡んで得はない」

――話を本題に戻しますが、今回K-1 MAX参戦になりますが、この復活した大会についてどんなイメージがありますか?

「ワシにとってMAXは、魔裟斗さんたちがやってきた大会というイメージだけど、年配の人に出場すると言ったら反響があったのう。しっかり勝ちたい」

――様々なテーマがある試合が並びましたが、目立つことができそうですか?

「ワシならば、できるじゃろ!」

――今後の目標や展望などを聞かせてください。

「ワシはK-1のベルトが欲しい。高校生の頃からK-1チャンピオンになると決めて来ているので、絶対にそれを叶えたい」

――プロレスラーの大仁田厚さんと親交があり、かなり影響を受けているようですね。

「そうじゃ。ワシもK-1を引退したら、いずれ電流爆破を受け継ぎたい。K-1ではやれんから、いつか引退したらじゃの。大仁田さんには、邪道魂を注入してもらったから、そこも受け継いでいきたい」


――会見で盛り上げたいパフォーマンスは、大仁田さんの影響が大きい?

「そうじゃのう。ワシは大仁田さんから始まっているから。過激なこと、放送できるギリギリなラインで攻めて、子どもが見て泣くのではなく、笑ってもらうことを目指している。ケツに打ち上げ花火とか、熱々おでん、ローション相撲もやってきた。それは、みんなに楽しんでもらいたいからじゃ」

――イケメンなのに、そこまでメイクしてやることもないかなと思っていますが。

「ワシは、イケメンで売ろうと思ってないから。生まれた時から、イケメンなのは分かっているんで、モテることには飽きている。それにイケメンが面白いことをした方がウケるじゃろ。あとワシがK-1デビューした時に、『あんたは孫の顔をしている』と、あるあばあちゃんに言われてパンチパーマにしたことがある。でも途中から、髪が薄くなっていることに気づいて、ヤバいなと思って方向をちょっと変えたのが今じゃ」

――苦労されているんですね。

「ワシは、人を笑わせるのが好きじゃ。モテることは、もう大丈夫やから。パンチパーマにした時から、モテることは捨てた」

――笑いを取りながら、結果を出して順風満帆ですね。

「そうじゃ。ちょっと前は笑いしかなかったが、結果もついてきているんで、このまま笑いと強さを磨いていきたい!」

――笑いが滑っている感じは?

「まったくない。滑っているのも笑いじゃ! 今回の試合は、デッカい花火を打ち上げるので、笑いも試合もよう見とけ!」

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